
「雑草対策になるしコストも安いから」と、庭や外構を砂利敷きにするご家庭はとても増えています。実際、庭に砂利を敷くことで、泥はねが減ったり見た目がスッキリしたり、防犯砂利なら防犯性アップも期待できます。
一方で、実際に暮らし始めてから
- 思ったほど雑草対策にならなかった
- 落ち葉の掃除が大変すぎて後悔している
- 子供やペットが庭で遊びにくくなってしまった
といった「砂利の庭の現実」に悩む声も少なくありません。
この記事では、外構のプロの視点から、庭を砂利にして後悔しやすい10のパターンと、その対策をわかりやすく解説します。あわせて、砂利のメリットや他素材との比較、砂利庭をおしゃれに見せるコツも紹介しますので、これから砂利敷きの庭や砂利外構を検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 砂利の庭・庭砂利のメリットと注意点
- 庭砂利後悔につながりやすい10の事例と対策
- 砂利とコンクリート・芝生など他素材との違い
- 砂利の庭をおしゃれに見せるイメージ例
- 防犯砂利や駐車場砂利で失敗しないためのポイント
砂利の庭・外構砂利の主なメリット

まずは、なぜここまで砂利の庭が選ばれているのか、代表的なメリットを整理しておきます。
- 泥はね・ぬかるみを抑えやすい
雨の日でも土のままの庭より泥はねが少なく、玄関や外壁の汚れを軽減できます。 - 見た目が整い、雑草が生えても目立ちにくい
土のままよりも景観がスッキリし、庭作りのベースとして使いやすい素材です。 - 歩行音による防犯効果
足音が「ジャリジャリ」と響くため、境界や家の周り砂利は防犯面で安心材料になります。専用の防犯砂利を使えば、より大きな音で侵入者を察知しやすくなります。 - コンクリートに比べ施工費が抑えやすい
コンクリートやタイルと比べると材料費・工事費が安く、DIYで庭に砂利を敷くことも可能です。 - 経年劣化しにくく、素材自体は長持ち
砂利は腐ったり錆びたりしないため、割れやすいタイル・木材と比べると長寿命です。
このように砂利敷きには多くのメリットがありますが、「万能」ではありません。ここからは、実際に多い後悔パターンを見ていきましょう。
庭を砂利にして後悔しやすい10のケースと対策
砂利の庭は手入れが楽になる一方で、使い方を誤ると後悔につながることがあります。ここでは、特に起こりやすい10の失敗例と、その対策をコンパクトにまとめました。砂利敷きを検討する前に、ぜひチェックしてみてください。
1.雑草が想像以上に生えてきてしまった

【よくある後悔】
「庭砂利にすれば雑草が消えると思っていたのに、結局あちこちから雑草が…。」
砂利を厚めに敷いても、地中に残っていた根や、風で飛んできた種が成長し、砂利のすき間から雑草が伸びてくることは珍しくありません。
対策
- 必ず防草シート+砂利のセットで施工する
- 防草シートは「厚み」と「耐久年数」が明記されたものを選ぶ
- シートの重ね部分・端部は特に丁寧に施工し、隙間をつくらない
- それでも突破してくる強い雑草には、早めの抜き取りやスポット除草剤で対応
2.落ち葉の片付けが予想以上に面倒だった

【よくある後悔】
「庭木の落ち葉が砂利に絡んでしまい、ほうきで掃くたびに砂利まで回収してしまう…。」
特に落葉樹が多いお庭では、砂利の上に積もる落ち葉掃除が大きなストレスになることがあります。熊手でかき集めても砂利ごと動いてしまい、細かい葉や枝がいつまでも残りがちです。
対策
- 落葉樹の下や花壇まわりなど、落ち葉が多いエリアは砂利ではなくコンクリートや芝にする
- どうしても砂利にする場合は、ブロワー(送風機)で一方向に吹き寄せるなど、掃除前提で設計する
- 掃除の負担を減らすため、落葉樹は数・位置を厳選する
3.アプローチが歩きにくくて失敗した
【よくある後悔】
「玄関アプローチを砂利にしたら、足元が不安定でヒールや子供には危険だった。」
小さな石の上を歩くと足元がぐらつくため、高齢の方・小さなお子様・ハイヒールには不向きです。ベビーカーや自転車の出し入れもしづらくなります。
対策
- 玄関までのメイン動線は、コンクリート・自然石・タイルなどの固い素材で仕上げる
- どうしても砂利の雰囲気を入れたい場合は、飛び石や平板のすき間に少量の敷き砂利を入れる
- 砂利だけのアプローチは避け、「歩く場所は固い」「見せ場に砂利」という役割分担を意識する
4.駐車場を砂利にしてタイヤが空回りした

【よくある後悔】
「駐車場砂利おしゃれに憧れて施工したけれど、雨の日に車がハマって動かない…。」
地盤が柔らかいまま砂利駐車場にすると、車重で砂利と土が沈み込み、タイヤが空転してしまうことがあります。また、アクセルを踏みすぎると砂利が勢いよく飛び、ボディや建物に当たるリスクもあります。
対策
- できる限り駐車場はコンクリート舗装を基本にする
- 予算を抑えたい場合は、タイヤが乗る2本のラインだけコンクリート・残りを砂利にする
- どうしても全面砂利にする場合は、地盤改良+砂利固
5.子供やペットが安心して遊べなくなった

【よくある後悔】
「庭で走り回れると思っていたのに、砂利で足元が悪く、子供も犬もあまり遊ばなくなってしまった。」
砂利の上は転びやすく、転倒時の衝撃も大きくなります。また、小さな石を誤って口に入れたり投げたりする心配もあります。
対策
- 「走る・寝転がる・ボール遊びをする」ゾーンは天然芝や人工芝にする
- 砂利は「家の周り」「境界」「鑑賞用スペース」など、遊びとは別の用途に割り切って使う
- ペットメインの庭は、肉球に優しい素材(芝・ウッドチップなど)を優先的に検討する
6.夏の照り返し・熱気がつらい

【よくある後悔】
「夏になると砂利庭からの熱気が強く、窓を開けても涼しくならない…。」
コンクリートほどではないものの、砂利も太陽の熱を蓄えやすい素材です。特に濃い色の砕石やバラスを広範囲に敷くと、夕方になっても地面の熱が残り、室内の暑さにも影響します。逆に白い玉砂利は熱はやわらぐものの、強烈な反射光で眩しさを感じることもあります。
対策
- 南側の広い庭一面を砂利にするのは避け、芝生や植栽を組み合わせて緑の面積を増やす
- シェード・タープ・パーゴラなどで日陰をつくる
- 色選びも工夫し、極端に黒い砂利や全面白玉砂利は慎重に検討する
7.全面砂利にしたら味気ない庭になってしまった
【よくある後悔】
「コストを抑えるために外構全部砂利にしたら、殺風景で“駐車場みたいな庭”になってしまった。」
グレーの砕石を一面に敷いただけの砂利庭は、どうしても工事現場のような印象になりがちです。緑がないと季節感も感じにくく、「雑草は減ったけれど、ワクワクしない庭になった」という声も多いところです。
対策
- 玄関まわり・アプローチ・テラスなど見せたい場所には植栽や門柱・タイルを組み合わせる
- 砂利の種類を変える(白玉砂利・那智黒・ピンク系など)ことで雰囲気をガラッと変える
- 花壇・鉢植え・家庭菜園など「緑のポイント」をつくり、砂利はあくまで背景にする
8.砂利が道路や隣地に飛び出してトラブルに

【よくある後悔】
「人や車が通るたびに砂利が道路まで飛んでいき、毎回ほうきで戻すのがストレス。」
境界に段差や縁取りがない状態で外構砂利敷きにすると、踏まれた砂利が少しずつ外へ流出します。道路にはみ出した砂利は見た目の問題だけでなく、隣家とのトラブルや歩行者の転倒リスクにもつながります。
対策
- 砂利エリアの周囲には必ず縁石・レンガ・コンクリート土留めなどのストッパーを設ける
- 道路際は砂利ではなくコンクリートやインターロッキングなど掃きやすい素材に切り替える
- すでに飛散している場合は、砂利量を見直しつつ境界ブロックなどを後付けする
9.年数が経つと砂利が沈み、地面が露出してきた

【よくある後悔】
「数年経ったら砂利が減ったように見えて、ところどころ土が見える状態になってしまった。」
砂利は、人や車が何度も通るうちに土の中へ沈み込んだり外へ押し出されたりしていきます。その結果、薄くなった場所からは防草シートや土が見え、見栄えも悪くなります。
対策
- 初回施工時に3〜5cm程度のしっかりした厚みで敷いておく
- 2〜3年ごとに「砂利の追い足し」を行い、薄くなった部分をメンテナンスする
- 大量の砂利補充が必要な場合は、専門の外構業者に相談して均一に敷き直してもらう
10.砂利から花壇や芝生に変えたいとき、撤去が大変だった

【よくある後悔】
「将来家庭菜園を始めたくなったけれど、庭に砂利を敷くところからやり直しでコストも手間もかかった。」
「とりあえず砂利にしておけば後でどうとでもなる」と考えがちですが、いざ砂利の庭を変えたいと思ったとき、砂利の撤去・処分・土の再整地は意外と大仕事です。
対策
- 将来的に花壇・家庭菜園・芝生にしたい場所は、最初から砂利を敷かず、防草シートのみ・もしくは一部だけにしておく
- 砂利撤去が必要になった場合は、自分で少しずつ土のう袋で出すか、外構業者に引き取り相談をする
- 「将来どう使いたいか」を最初の打ち合わせ段階で業者に共有しておく
砂利の庭にはメリットもデメリットもあります。大切なのは、暮らし方と相性を見極めること。後悔しやすいポイントを知っておけば、砂利も“正しく使えば強い味方”になります。あなたの庭に合う最適なバランスを、一緒に探していきましょう。
砂利を使いやすい場所・使い方のコツ
ここまで「後悔しやすいポイント」を多く挙げてきましたが、使いどころを間違えなければ砂利はとても優秀な素材です。おすすめの使い方を整理します。
- 家の周り砂利:
外壁の泥はね防止・防犯対策として相性◎。人が頻繁に歩かない場所なので歩行のデメリットも気になりにくいです。 - 庭と駐車場の“つなぎ目”:
コンクリートと芝生の境目・花壇の周囲など、素材どうしの切り替えに敷き砂利を使うと、見た目が自然につながります。 - 和風・洋風の演出として:
白玉砂利で和モダンな玉砂利の庭、明るい化粧砂利で洋風のおしゃれ庭 砂利など、テーマに合わせて色を選ぶと雰囲気が一気に変わります。 - カーポートや建物まわりの雑草対策:
カーポート下やエアコン室外機まわりなど、草むしりがしづらい場所は、防草シート+砂利でメンテナンスを軽減できます。
砂利は“役割を決めて”使うと活きる素材です。ポイントを押さえて、使いやすい庭づくりに活かしてください。
砂利の主な種類と選び方の目安

一口に「砂利」といっても、形や色・サイズによって使い勝手や見た目が大きく変わります。代表的な種類と、外構での使い分けの目安を整理しておきましょう。
| 種類 | 特徴 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| 砕石 | 角が立ったゴツゴツした形。締まりやすく動きにくい。グレー系の色味が多い。 | 駐車場の下地/家の周りの雑草対策/コンクリートとの境目など、実用重視の場所 |
| 玉砂利 | 丸みのある形で、歩いたときのジャリジャリ音が出やすい。白・黒・ミックスなど色の種類も豊富。 | 和風・和モダン庭/門まわりの見せ場/飛び石まわりの景観づくりなど、デザイン性を重視する場所 |
| 化粧砂利 | 砕石や玉砂利を選別・着色したもの。明るいベージュ・ブラウン・ピンクなど、外壁に合わせやすい色が多い。 | アプローチ脇/花壇まわり/テラスまわりなど、建物や植栽を引き立てる背景として |
| 防犯砂利 | 踏むと大きな音が出るよう加工された軽量砂利。割れやすく、足が乗るたびに高い音がする。 | 家の周り/勝手口側/死角になりやすい通路など、防犯性を高めたい場所 |
あわせて、砂利のサイズ(粒の大きさ)も歩きやすさに影響します。おおよその目安としては、
- 5〜10mm前後:足触りが比較的やわらかく、アプローチ脇や花壇まわりなどに使いやすいサイズ
- 10〜20mm前後:踏んだときに音が出やすく、防犯砂利や家の周りの雑草対策向き
- 20mm以上:見た目の存在感は出るものの、歩行性が落ちるため「鑑賞メインのスペース」向き
「どの種類・サイズが正解」というよりも、用途(歩く/見せる/車を停める)と、建物のテイストに合わせて選ぶことが大切です。迷ったときは、施工事例写真を見ながら、好みの色や粒感を業者に相談してみてください。
砂利とよく比較される素材の違い
最後に、砂利と迷われることの多いコンクリート・天然芝・人工芝・タイルとの違いを簡単にまとめておきます。
| 素材 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 砂利(砕石・玉砂利) | 施工費が安い/泥はね・ぬかるみ対策になる/防犯性アップ/種類次第でデザイン性も高い | 雑草ゼロにはならない/落ち葉掃除が大変/全面敷きは殺風景になりやすい/歩行性が悪い場合も |
| コンクリート | 歩きやすく、駐車場に最適/雑草ほぼゼロ/掃除がしやすい | 一面コンクリートは無機質な印象に/ひび割れリスク/初期費用が高い |
| 天然芝 | 涼しく柔らかい/四季を感じられる/子供やペットが走り回りやすい | 定期的な芝刈り・水やり・肥料など手入れ必須/日当たり・土質を選ぶ |
| 人工芝 | 一年中きれいな緑/草刈り不要/クッション性が高い | 初期費用がやや高い/耐用年数ごとに張り替えが必要/火気NG(BBQ・花火は要注意) |
| タイル・石張り | 高級感が出る/耐久性が高い/掃除しやすい | 材料・施工とも高コスト/濡れると滑りやすい場合も |
素材の違いを知れば、庭づくりの失敗は大きく減らせます。砂利は“適材適所”で活かしましょう。
砂利敷きにかかる費用の目安
「砂利にするか、コンクリートにするか」を検討するとき、気になるのが費用感です。仕様や条件によって変わりますが、外構業者に依頼した場合のおおよそのイメージを整理しておきます。
| 工事内容 | ざっくり目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 防草シート+砂利敷き | 約5,000〜10,000円/㎡前後 | 防草シートのグレード・砂利の種類や厚みで単価が変動します。家の周りだけなど、面積を絞ればコストを抑えやすい工事です。 |
| 土間コンクリート打ち | 約15,000〜25,000円/㎡前後 | 鉄筋の有無、厚み、勾配調整、駐車場かどうかなどで差が出ます。砂利に比べると初期費用は上がりますが、雑草ゼロ・歩きやすさというメリットがあります。 |
| タイル・石張り | 約15,000円/㎡〜が目安 | 材料費・施工手間ともに高く、ピンポイントの「見せ場づくり」に向いています。 |
DIYで砂利を敷く場合、材料費だけならもう少しコストを抑えられますが、運搬・敷き均し・転圧などの手間は想像以上です。特に駐車場や広い面積は、最初から業者に任せた方が結果的に仕上がりもコストも納得しやすいケースが多くなります。
上記の金額はあくまで目安であり、敷地条件や使う材料によって前後します。具体的な金額を知りたい場合は、図面や現地状況をもとに見積もりを取って比較してみてください。
砂利敷きはDIYと業者、どちらが向いている?
砂利敷きは「やろうと思えばDIYもできる工事」です。ただし、すべてを自分で行うのが正解とは限りません。仕上がりと手間のバランスを見ながら、DIY向き・業者向きのラインを整理しておきます。
DIYが向いているケース
- 面積が小さい(例:数㎡〜10㎡程度までの一部分)
- 家の周りやエアコン室外機まわりなど、高さや見た目にシビアでない場所
- 既存の地面がほぼフラットで、大きな凹凸や水たまりがない
- 家族や友人と作業できる・体力仕事も楽しめる
このような条件であれば、防草シートをしっかり敷き、ホームセンターで購入した砂利を少しずつ運び入れてDIYで仕上げるのも十分可能です。
業者に任せた方が安心なケース
- 駐車場やカーポート下など、車が乗るスペースに砂利を敷きたい
- 敷地全体・庭全域など、面積が広い(数十㎡以上)
- 水はけが悪く、雨のたびに水たまりができている
- お隣との境界や道路との高さ調整など、仕上がりの精度が求められる場所
こういった場所では、地盤の締め固めや勾配の取り方、防草シートの張り方などで数年後の状態が大きく変わります。最初の施工精度が重要になるため、外構業者に任せた方が結果的にコストパフォーマンスが高くなることが多いです。
おすすめは「見えるところは業者+その他はDIY」
すべてをDIYか、すべてを業者依頼かの二択ではなく、
- 玄関まわり・駐車場・隣地境界など「失敗したくない部分」=業者に依頼
- 家の裏側や勝手口まわりなど「見えにくい部分」=DIYで砂利敷き
というように役割分担するのも一つの方法です。仕上がりの安心感を確保しつつ、全体の予算もコントロールしやすくなります。どこまでDIYにするか迷う場合は、見積もり時にその旨を伝えて相談してみてください。
砂利庭をおしゃれに見せるイメージ実例
砂利は組み合わせ次第で、庭の印象を大きく変えてくれる万能素材です。石材・タイル・コンクリート・植栽と合わせることで、ナチュラルからモダンまで幅広い表情をつくれます。ここでは、砂利を“おしゃれに魅せる”当社の施工実例を写真付きでご紹介します。
① 乱形石×ベージュ系砂利でつくるやわらかいナチュラルガーデン

乱形石のアプローチに、ベージュ系の砕石をふんだんに組み合わせたナチュラルテイストの外構です。乱形石の“自然な形”と、明るい色味の砂利の柔らかさが相性抜群で、庭全体が穏やかな雰囲気にまとまっています。
植栽スペースには少し大きめの化粧砂利を使い、立体感をプラス。人工芝や植栽のグリーンがアクセントとなり、明るく心地よい庭が完成します。 “素材を混ぜる”ことで、砂利が単調にならず、ほどよい高級感を生み出せる好例です。
② タイルテラス×白砂利のコントラストでつくる上質なモダン空間

シックなタイルテラスに、白砂利を細く敷き込んだモダンスタイルの庭。白砂利の明るさが植栽の緑を引き立て、上質で爽やかな空間へと導きます。
フェンス沿いのライン状の砂利使いは“視線誘導”の効果があり、敷地を広く見せるテクニックとしても優秀。また、タイルの硬質感と砂利の柔らかさが互いを補完し合い、落ち着いた大人の外構デザインに仕上がっています。
③ レンガ×砕石砂利の異素材ミックスでつくる欧風ガーデン

アンティークレンガのアプローチに、ベージュの砕石と砂利を添えた欧風スタイルのエントランス。レンガ特有の暖かさと、ライトカラーの砂利の柔らかな印象が組み合わさることで、優しいカントリー調の雰囲気が感じられます。
白壁の門柱や赤いポストがアクセントとなり、ナチュラルながら個性のある外構に。砂利を面ではなく“余白”として散らすことで、レンガの存在感を引き立てながら景観を整えるデザインです。
④ コンクリート×白砕石のシンプルモダン外構

広い駐車スペースをコンクリートでスッキリとまとめつつ、白砕石で境界ラインをつくったシンプルモダンの外構。シンプルな建物デザインと白砂利の清潔感が調和し、全体にまとまりが生まれています。
アプローチ部分には石材と植栽を組み合わせ、単調になりがちな“グレーの外構”に立体感をプラス。砂利は「ラインで魅せる」使い方をすると、無機質なコンクリートに温かみが加わり、バランスの良い空間に仕上がります。
⑤ 黒砂利×洗い出しコンクリートのスタイリッシュなアプローチ

洗い出しコンクリートのステップと、黒砂利を組み合わせたシャープな印象のデザイン。黒砂利の重厚感がステップの素材感を際立たせ、落ち着いた大人の雰囲気に仕上げています。
黒砂利は“締まる色”なので、植栽のグリーンやシルバー系の門柱との相性が抜群。外構にコントラストが生まれ、シンプルながら高級感のある外観になります。
砂利は敷き方や組み合わせを工夫するだけで、庭全体の完成度をぐっと高めてくれます。
「どんな砂利が家に合うのか知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お住まいのテイストに合わせた最適な砂利デザインをご提案いたします。
よくある質問(FAQ)

芝や砂利について、よくいただく質問をいくつかまとめました。気になるところだけでも、参考にしてみてくださいね。
Q1. 砂利敷きだけで雑草は生えてこなくなりますか?
A. 完全にゼロにするのは難しいです。砂利だけだと、隙間に溜まった土や飛んできた種から雑草が生えてきます。
防草シート+砂利を前提に考え、そのうえで生えてきてしまう分は早めに抜き取る、というイメージでおくと後悔しにくくなります。
Q2. 防犯砂利は普通の砂利と何が違いますか?
A. 防犯砂利は、踏んだときに大きく高い音が出るよう加工された砂利です。軽くて砕けやすいため、足が乗るたびにジャリッと大きな音が鳴り、防犯効果を期待できます。見た目は一般的な化粧砂利と似ているため、デザイン性を損なわずに防犯性を高めたいときに有効です。
Q3. 砂利はどのくらいの厚さで敷けばよいですか?
A. 一般的には3〜5cm程度が目安です。薄すぎると下の土や防草シートが見えやすく、厚すぎると今度は歩きにくくなります。人がよく歩く場所は3cm前後、あまり歩かない家の周りは5cm程度など、場所に応じて調整すると良いでしょう。
Q4. 砂利敷きの庭に後から芝生や花壇をつくることはできますか?
A. 可能ですが、砂利の撤去と土の復旧が必要になります。量が多い場合、自分で処分するのはなかなか大変なので、外構業者に撤去・処分まで相談される方も多いです。将来的に家庭菜園や芝生を検討している場合は、そのエリアだけ最初から砂利を敷かない、など計画段階で決めておくとスムーズです。
Q5. 砂利敷きの庭はDIYでもできますか?
A. 道具と体力さえあればDIYも可能です。小さめの庭なら、ご家族で週末に作業して仕上げる方もいらっしゃいます。ただし、防草シートの施工や地面の高さ調整など、仕上がりに影響するポイントも多いため、「一番見えるところだけは業者に任せて、その他の部分は自分で」など、分担するのもおすすめです。
Q6. 駐車場を砂利にすると本当に後悔しますか?
A. すべてがNGというわけではありませんが、「車が出入りする部分だけでもコンクリートや舗装にする」のがおすすめです。完全に砂利敷きにすると、雨の日の空転・砂利の飛散・地盤の凹みなどでストレスを感じるケースが多いため、機能面を優先して計画しましょう。
Q7. 砂利の色はどう選べばいいですか?
A. 建物の外壁・屋根の色と合わせて考えると失敗しにくくなります。
和風・和モダンなら白玉砂利や黒い玉砂利、ナチュラルモダンならベージュやグレー系の化粧砂利など、家のテイストとトーンを合わせると統一感が出ます。「庭 おしゃれ砂利」「庭砂利おしゃれ画像」などでイメージ検索しつつ、気に入った色を業者に相談してみてください。
気になる点があれば、いつでも気軽にご相談ください。お庭づくりが少しでも安心して進められるようサポートいたします。
まとめ|砂利の庭は「用途」と「組み合わせ」が成功のカギ
砂利は、うまく使えば雑草対策・防犯・コストダウン・デザイン性を同時に叶えてくれる便利な素材です。一方で、何も考えず「とりあえず土の上に砂利を敷く」だけだと、後から砂利の庭に後悔する場面も少なくありません。
大切なのは、
- どこを砂利にするのか(場所)
- 何のために砂利にするのか(目的)
- 他の素材とどう組み合わせるのか(デザイン)
を最初に整理しておくことです。
福岡県宗像市を拠点とする当社ワンライン株式会社でも、「砂利と芝を組み合わせたハイブリッドな庭」や「家の周りだけ外構砂利敷きにして雑草を減らしたプラン」など、お客様の暮らし方に合わせたご提案を行っています。
「うちの庭の場合は砂利が向いているのか?」「砂利から花壇や家庭菜園に変えたい」など、気になることがあれば、ぜひ一度お気軽にご相談ください。後悔しない砂利の庭づくりを、一緒に考えていきましょう。
お問い合わせは
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この記事を書いた人
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