「車の盗難なんて私には関係ない」と思いのあなた、そんなあなたにも車の盗難は突然やってくるかも知れません。
警察庁の調査によると、2022年の自動車盗難認知数は5734件と、1日に約16件もの車が盗難の被害にあっているのです。
この件数はあくまでも認知してる件数であり、被害届けを出してないケースも含めれば、被害件数はもっと増えることでしょう。
自動車を盗まれると、海外に流出したり、部品をバラバラに分解して転売されるケースもあり、きれいな状態で戻ってくることは無いと言っても過言では有りません。
今回は、自動車の盗難被害に遭いやすい車や環境の紹介と、外構エクステリア専門店目線での車盗難対策を紹介したいと思います。
盗まれやすい車は？
以下の表は、一般社団法人日本損害保険協会の車盗難に関する調査結果ですが、内容をみると心中穏やかでない人も多いのでは？
特にトヨタ車（レクサス含む）の盗難被害が目立っており、その中でもランドクルーザー（プラド含む）に関しては2021年2022年と2年連続1位と、残念な結果になっています。
調査概要
- 調査期間 :２０２０年１月１日～２０２２年１２月３１日
- 調査対象会社数 :２１社（あいおいニッセイ同和損保、アクサダイレクト、イーデザイン損保、ＡＩＧ損保、ＳＢＩ損保、
au損保、共栄火災、セコム損保、セゾン自動車火災、ソニー損保、損保ジャパン、大同火災、東京海上日動、日新火災、三井住友海上、三井ダイレクト損保、楽天損保、チャブ保険、チューリッヒ、ＪＡ共済連、こくみん共済coop（全労済）） - 対象事案：全国で発生した自動車の車両本体盗難事故および車上ねらい（部品盗難含む）事故で、調査期間内に自動車盗難事故が発生し、保険金の支払いを行った事案※保険請求してない盗難被害車両は含まれていません。
調査結果に載ってない車でも、盗難被害の可能性はゼロではありませんので、誰しもがこの様なリスクがあるということを覚えておいてください。
盗まれやすい駐車場とは？
車の所有者であれば誰しも駐車場に駐めますが、盗まれやすい駐車場とはどの様な特徴を持つのでしょうか？
これより盗難被害に遭いやすい駐車場の特徴を紹介しますので、あなたの駐車環境と照らし合わせてみましょう。
被害に遭いやすい駐車場
- 人の目に触れにくい駐車場
- 照明が無いまたは有っても薄暗い駐車場
- 国道や幹線道路に面した駐車場
- コインパーキング
- ショッピングモールの駐車場
1.2の駐車場は、盗難者の不審な動きを見られにくいことから、ターゲットにし易い場所として被害件数が多いです。
3の駐車場は、車のエンジンが掛かれば、すぐに車通りの多い道路に逃げ込みやすく、盗難に気づいても見失う可能性が高いです。
4.5のコインパーキングやショッピングモールの駐車場は人目が多く、普通に考えると車を盗むにはハードルが高いと思うかも知れません。
しかし、周りの人が盗難中の場面に遭遇したとしても「車のオーナーが作業している」などと受け止めることも有り、盗難がカモフラージュされてしまうことに理由があります。
このような条件下に車を駐車せざるを得ない環境であれば、ハンドルロックやカーセキュリティなどの盗難対策で被害を未然に防ぎましょう。
車盗難の方法や手口
車を盗む方法は、古典的な窓ガラスを割る方法から、最新のコンピューターハッキングなど様々な手口があります。
これより代表的な盗難の手口を紹介したいと思います。
窓ガラスを割る、小道具で鍵を開ける
古典的な手口ではありますが、窓ガラスを割ったり、細い針金の様な小道具を使い、ロックを開錠する手口です。
この手法で解錠しエンジンがかかるように配線を加工して盗み出します。
エンジンが掛かった状態の車を狙う
コンビニなど、短時間の駐車だからエンジンを切らずに買い物している隙に狙われます。短時間であっても気を抜くことはぜずにしっかりと施錠を心がけましょう。
イモビカッター
最近の車には標準装備されることが多い盗難対策のイモビライザーを無効化し車を盗む方法がイモビカッターです。
リレーアタック
リレーアタックは近年普及してきた新しい盗難の手口です。スマートキーから発せられる電波を拾い、車を解錠しエンジンをかけて盗みます。
CANインベーダー
CANインベーダーは、専用の道具を使い、車のコンピューターをハッキングして、ドアの解除やエンジンをかけて盗む手口です。
コードグラバー
コードグラバーという機械を使うことで、車から発せられる電波を拾い、車のセキュリティ情報を解析して鍵を複製します。
いかがでしょうか？紹介した手口を使うことで、簡単に車を盗むことが出来るのです。
次の項目では、盗難被害に合った方のSNSの投稿をまとめてみました。
被害に合われた方が1日も早く解決できることを祈りつつ、この記事を見るあなたにとっての注意喚起になれば幸いです。
車盗難被害者の声
車の盗難被害に遭った方のSNSの声をまとめてみました。
SNSに投稿することで愛車の情報が拡散し、盗難車が乗り捨てして無事に戻ってくるケースもあるようですが、実際は簡単に戻ってくることは少ないようです。
X（旧Twitter）の盗難被害の投稿を紹介しましたが、これらの投稿は調べたら沢山投稿されていました。
このように沢山の投稿されているということは、日常の延長線上に盗難されるリスクが迫っている、といっても大げさではない話ですね。
大切な愛車を盗むなんて絶対に許せません！しかし、窃盗団の被害は予告なしにやってきます。
盗難を防ぐにはどのような対策が効果的なのでしょうか？次の項目では、お手軽に導入できる盗難対策グッズを紹介したいと思います。
お問い合わせは
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車盗難対策グッズの種類
車の盗難対策グッズも様々なアイテムが有ります。これより代表的な盗難対策グッズを紹介したいと思います。
ハンドルロック
ハンドルロックとは、ハンドルを回せなくするためのロックを装着し、ハンドルを固定して動かせなくするアイテムです。
ホイールロック
ホイールロックとは、直接ホイールにロックをすることで、車のタイヤホイールが動かないようにするためのアイテムです。
カーセキュリティシステム
バイパーやホーネットなど、様々なセキュリティシステムを装着することで、いたずらや車への侵入が遭った時に、大音量の警告音や、スマホへの通知などにより盗難被害を防ぐアイテムです。
車体カバー
窃盗団は高値になりやすい車や、その様な車でも状態の良いものを狙う傾向にあります。そのため、車両にカバーを被せておくだけで、窃盗団の目につきにくくなりますし、車体カバーを被せておくだけで、盗みにくい車両という印象を与えることができます。
盗難防止ステッカー
盗難システム装着中など、ステッカーを貼っておくだけで窃盗団は警戒します。お手軽な対策方法ですが、貼ってないより貼ってる方が対策としての効果はあるでしょう。
様々な盗難防止アイテムを紹介しましたが、車を駐める度にロックを掛けたり車体カバーを被せたりなど、手間がかかります。
また、窃盗団がその気になれば、盗難防止アイテムを破壊して盗み出す可能性も否定できません。
では、最強の盗難防止対策はどのようなものでしょうか？次の項目では、外構屋がおすすめする最強の盗難防止アイテムを紹介したいと思います。
外構会社おすすめ 自宅最強の車盗難対策
これまで盗難に遭いやすい車や環境、盗難被害者の声、手軽にできる盗難対策などを紹介してきましたが、外構会社の当社が考える、自宅最強の盗難対策方法を紹介したいと思います。
導入するに当たりそれなりの費用は発生しますが、大切な愛車も守れ、住まいの質が高まることを考慮すると、決して無駄にならない投資だと言えます。
ポールの設置
駐車場の出入口付近に、埋込式や可動式のポールを設置することで、仮に車のエンジンが掛かったとしてもポールが障害物となり発進することができません。
また、ポールが立っているだけでも窃盗団からすれば、簡単に盗むことができないと思わせるだけでも充分な抑止力となります。
ゲートの設置
駐車場の出入口にゲートを設置することで、ポール同様にエンジンが掛かったとしても発進できません。
ゲートには上下開閉タイプや左右スライドタイプなど様々な仕様があるので、敷地の狭い広いに関わらず取り付けることが可能です。
やはりゲートがあるだけで、窃盗団のターゲットになりにくく、強い抑止力となります。
シャッターの設置
駐車場のシャッターと聞くと、壁や屋根がある物に備わってるものと認識している方多いと思いますが、壁や屋根がなくても、シャッターを設置するための門を作ることで、敷地への侵入を強固に守ることができます。
シャッターには、横格子タイプや、完全目隠しタイプがありますが、完全目隠しタイプであれば内部を第三者に見られることがないので、セキュリティー面においても有効的です。
ガレージを建てる
ガレージは、屋根壁がある構造体にシャッターが備え付けられた、完全個室のようなタイプがあり、ガレージ内への不法侵入に対し強い抑止力を発揮します。
ガレージにはドアや窓を取り付けることも可能ですが、防犯対策を強化するために窓ガラスに防犯フィルムを貼るなど、一工夫するだけで防犯能力を高めることが可能です。
防犯カメラによる撮影
これまで紹介してきました設備にプラスして、防犯カメラを設置することで、より一層の抑止力を期待できます。
最近の防犯カメラは、夜間においてもハッキリとした映像が録画できる高画質モデルや、人感センサーにより瞬時にライトアップする商品もあり、窃盗団への警戒アピールを訴える事が可能です。
また、通信機能をもつ防犯カメラであれば、自宅不在時でもネット環境を使いリアルタイムで防犯カメラを確認できるので、外出が多い方でも安心できますね。
外構屋おすすめ、自宅での車盗難対策を紹介しましたが、先に紹介したハンドルロックなどの対策も併用することで、防犯対策が更に強いものになります。
大切な愛車を盗まれる前に出来る事から取り組み、自己防衛力を高めましょう。
今回のまとめ
今回は自宅での自動車盗難対策の観点から、盗まれやすい車種や環境、様々な盗難対策グッズや盗難に強い外構設備などを紹介しましたが、これらの対策を充分に施していたとしても盗まれるときは盗まれます。
しかし、対策を施さなければもっと簡単に盗まれてしまうのも事実です。
正直、盗難対策は窃盗団とのイタチごっこ的な一面もありますが、日頃より注意しておくだけで盗難される確率はかなり下がります。
特に価値の高い愛車を所有している人は、盗まれる夢を見るほど愛車の盗難に対して臆病になっているようです。
しっかりとした対策を施し、安心安全な生活環境を守り抜きましょう。
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ワンライン株式会社では、宗像市、中間市、福津市、古賀市、遠賀郡、北九州市、行橋市、飯塚市、福岡市近郊など、福岡県北部エリアを中心に外構工事全般のお手伝いをさせて頂いております。
エリア内にお住いの方であれば、設置する敷地の面積、ご自宅の外観デザインなどを現地調査した上で、あなたの大切な車を守る対策をご提案しております。
ワンラインの使命は、あなたの住空間に安心を提供すること。だからこそ、あなたに最適なプランとお見積もりを無料にてご提案しております。
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この記事を書いた人
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ONE LINE（ワンライン） 株式会社
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