コンクリート駐車場の費用相場｜安くするアイデアとは？

自宅の駐車場をコンクリートにしたいと検討するあなた、工事費用を始めわからない事が多いのでは？

コンクリート駐車場は様々な仕上げ方法や、異素材との組み合わせなどにより、住まいとのトータルコーディーネートも叶う舗装材です。

今回は、コンクリート駐車場の特徴や作業の流れ、費用相場と費用を安くするアイデア、メリットなどについて解説したいと思います。

ワンライン（株）の思い、代表プロフィールなどは以下のページからどうぞ。

コンクリート駐車場の特徴は？

コンクリートで舗装された駐車場は、耐久性が高くメンテナンス頻度が少ないので、自宅駐車場の舗装として人気が高いです。

コンクリート駐車場の作業工程

コンクリート駐車場の作業工程には段階があり、それぞれにおいて丁寧で繊細な作業を必要とします。

1. 掘削と整地

駐車場スペースの掘削作業を行います。

• 土の掘削: 下地（砕石・鉄筋）やコンクリートなどを入れるために地面を掘り下げます。
• 整地: 掘削後、地面を平らに整えつつ、排水のための勾配をつけます。

2. 砕石の敷設

掘削後の地面に砕石（バラスト）を均等に敷き詰め、転圧機でしっかり固めます。

砕石はコンクリート駐車場の基礎となる部分で、雨水排出や、流し込むコンクリートの受け皿としての機能を果たします。

3. 型枠を組む

駐車場の形状を決めるための「型枠」を組みます。

型枠はコンクリートが固まるまで形を保持したり、流し込んだコンクリートが流れ出ないようにする役割をもちます。

4. 鉄筋（補強材）の設置

駐車場の強度を高めるために、「鉄筋」や「ワイヤーメッシュ」などの補強材を設置します。

補強材を入れることでコンクリートの強度が上がり、車を駐車しても問題ない耐久性が実現します。

5. コンクリートの打設と硬化

下地〜補強が完成したら、コンクリートを型枠内に流し込み、表面を平らに整えます。

この段階で、表面の仕上げ加工やデザインを施し、駐車場に排水勾配をつけ雨水が溜まらないようにします。

コンクリートは固まるまでに時間がかかります。通常、1〜2日程度で表面は乾きますが、完全硬化するには1週間〜数週間程度の時間を要します。

7. 硬化〜型枠の撤去

通常、1〜2日程度で表面は乾き、型枠を外しても良いタイミングで取り外します。

この段階では、表面硬化が進んでおり型枠を外しても形が崩れません。

8. 完全な硬化と駐車の開始

コンクリートの完全硬化するまで、環境により1〜2週間待つ必要があります。

代表 山田

この様に多くの工程を経てコンクリート駐車場が完成します。

DIYでも可能ですが、勾配や仕上げなどは難易度の高い作業なので、不安な場合はお近くの外構工事業者に相談してみましょう。

コンクリート駐車場の費用相場

コンクリート駐車場の費用は、面積、地域、コンクリートの厚さ、仕上げの種類などによって違いますが、一般的な費用相場を台数別にまとめてみました。

1台用駐車場（約2.5m x 5m、12.5㎡）

• 相場: 約22万円〜32万円
  • 内訳:
    • コンクリート打設費用: 約12万円〜16万円
    • 整地・基礎工事費用: 約8万円〜12万円
    • 砕石や型枠設置費用、鉄筋などの補強: 約2万円〜4万円

2台用駐車場（約5m x 5m、25㎡）

• 相場: 約38万円〜48万円
  • 内訳:
    • コンクリート打設費用: 約24万円〜28万円
    • 整地・基礎工事費用: 約10万円〜14万円
    • 砕石や型枠設置費用、鉄筋などの補強: 約4万円〜6万円

3台用駐車場（約7.5m x 5m、37.5㎡）

• 相場: 約53万円〜63万円
  • 内訳:
    • コンクリート打設費用: 約34万円〜38万円
    • 整地・基礎工事費用: 約13万円〜17万円
    • 砕石や型枠設置費用、鉄筋などの補強: 約6万円〜8万円

追加費用の要因

紹介した費用は、材料費、施工費、整地費用などが含まれていますが、特殊なデザインやオプション（仕上げの種類、色付け、模様など）を加えると費用はさらに高くなることがあります。

• 厚みの増加: 車種や地盤の状況により、通常よりも厚めのコンクリートが必要な場合。
• 排水設備: 水はけを良くするために排水溝や排水管を設置する場合。
• デザイン・仕上げ: 表面加工の種類、模様や色付けする場合。

代表 山田

コンクリート駐車場をDIYすることで費用を安くすることができますが、作業難易度が高く専門知識も要するので、失敗のリスクを考えるとプロに依頼する方が確実です。

次の項目では、コンクリート駐車場費用を安くするアイデアを紹介します。

コンクリート駐車場にはカーポートもおすすめです。

駐車場費用を安くするアイデア

コンクリート駐車場の施工は、それなりの費用が発生するので、想定していた予算を超える場合もあります。

これより、コンクリート駐車場費用を安くするためのアイデアを紹介します。

コンクリートの面積を少なくする

駐車スペース全体をコンクリートにせずに、車のタイヤが接する面のみコンクリート仕上げにし、その他の面は砂利や芝生などに置き換えることで費用を安くすることができます。

ただし、砂利の継ぎ足しや芝生のメンテナンスなどが必要です。

砂利や砕石の駐車場にする

砂利や砕石を駐車スペースに活用すれば、コンクリート駐車場の半分以下の費用で作ることができます。

こちらも、経年により砂利や砕石の量が少なくなったり、車の重さにより地面が沈んだりと、メンテナンスの手間は覚悟する必要があります。

専門業者に依頼する

駐車スペースの工事は、家を建ててくれた工務店やハウスメーカーに依頼すれば良いと思ってませんか？その考えであれば、もしかすると損してしまうかもしれません。

工務店やハウスメーカーは下請け業者に工事を発注するケースが殆どのため、20〜30%程度の中間マージンが発生します。

安く済ませるなら「外構工事業者」に相談してみましょう。もちろん複数の業者から見積もりを取得し、信頼できる業者を選びましょう。

コンクリート駐車場のメリット

コンクリート駐車場には、多くのメリットがあり、以下が代表的なメリットとなります。

1. 耐久性が高い
   コンクリートは耐久性に優れており、重量のある車を駐めても問題ありません。正しい施工であれば、大きな補修なしで20年以上の持つこともあります。
2. メンテナンスが少ない
   コンクリートは他の舗装材と比較して簡単なメンテナンスで済みます。タイヤが接する面が凹むことも殆どなく、定期的なメンテナンスの回数が少なくて済みます。
3. 見た目に優れている
   コンクリートの仕上がりは見た目にシンプルであり、他の素材や表面加工により家のデザインや庭とのトータルコーディネートが実現します。
4. 雑草が生えにくい
   コンクリートは雑草対策にも優れており、隙間なく正しい施工をすることで、雑草が生えにくくなり駐車スペースの綺麗さを維持できます。
5. 滑りにくくすることも可能
   コンクリートは、濡れたり砂埃りなどの影響により滑りやすくなりますが、刷毛引き仕上げや洗い出し仕上げにすることで、滑り止めの加工ができます。

代表 山田

コンクリート駐車場は、初期費用こそ高額になりがちですが、多くのメリットを持ち長寿命であることから、駐車場の舗装として多くのご家庭より支持されています。

コンクリート駐車場のことなら、宗像市のワンラインにお任せください。

コンクリート駐車場の施工実績が豊富なワンライン株式会社では、福岡県北部（宗像市、中間市、福津市、古賀市、遠賀郡、北九州市、行橋市、飯塚市、福岡市近郊）エリアを中心に、あなたの外構環境を良くするためのお手伝いをさせて頂いております。

エリア内にお住いの方であれば、設置する敷地の面積、ご自宅の外観デザインなどを現地調査した上で、あなたが理想とするコンクリート駐車場のご提案が可能です。

ワンラインの使命は、あなたの理想とする住空間作りに寄り添うこと。だからこそ、あなたに最適なプランとお見積もりを無料にてご提案しております。

コンクリート駐車場の事なら、宗像市のワンラインにご相談ください。