ブロック塀

古いブロック塀は危険!撤去費用相場と補助金の解説

2023年7月8日

あなたも覚えているでしょうか?2018年の大阪北部地震においてブロック塀が倒壊し、歩行中の女子児童が小学校のブロック塀の下敷きとなり亡くなった痛ましい事故を。

倒れたブロック塀は、老朽化や施工不良により倒壊したと言われています。

施工不良に関しては人的ミスといえますが、老朽化による倒壊はあなたのブロック塀にも迫っている可能性があります。

今回の記事では、古いブロック塀の危険性と、ブロック塀の撤去にかかる費用相場を解説したいと思います。

代表 山田
代表 山田

ワンラインの思い、代表プロフィール等は以下のページからどうぞ。

ワンラインはブロック塀診断士が在籍する外構業者です

ワンライン株式会社は、一般社団法人日本建築ブロック・エクステリア工事業協会が認定する、ブロック塀診断士が在籍しております。

ブロック塀診断士は、自治体と連携のもと、ブロック塀の倒壊リスクを予見し、改善策を提案しブロック塀の被害を未然に防ぐ、ブロック塀のエキスパートです。

古いブロック塀の危険性

この様な事故をゼロにすることが外構業者の使命でもあります。

古いブロック塀は、経年による外観の劣化や、地震などの衝撃に耐えれる強度が著しく低下していることがあります。

冒頭のように、ブロック塀の倒壊により死者が出るなど、古いブロック塀の家を所有されている方は無視できない話かと思います。

見た感じはしっかりと自立して、倒壊の不安も感じさせない場合でも、内部の鉄筋腐食や、雨風によりブロック内部が脆くなっている危険性も潜んでいます。

倒壊したブロック塀によっては、内部に鉄筋が入ってなかったり、控壁がなかったりと、施工不良が原因と考えられるものもあります。

代表 山田
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これより、ブロック塀の耐用年数や倒壊を防止するための点検ポイントを紹介させて頂きます。

ブロック塀の耐用年数は最長30年程

ブロック塀の耐久性については、日本建築学会の調査によると、正しい設計施工により作られたとして、約20年で鉄筋の腐食が認められ、最長で30年程の耐久年数を期待できると言われています。

安全を最優先するのであれば、ブロック塀を建てて20年以上経過している場合は、ブロック塀の診断や建て替えを検討しても良いタイミングと言えるでしょう。

ブロック塀が傾いている

ブロック塀に傾きがある場合は、倒壊の危険信号と理解して良いでしょう。低震度の地震や、人がもたれ掛かるだけで倒れるリスクがあります。

ブロック塀にクラック(ヒビ)が入っている

ブロック塀のクラックから内部に浸水することで、内部の鉄筋が錆びてしまい、本来の強度よりも弱くなっている可能性が高いです。

最悪の場合、内部の鉄筋が腐食して消滅してるケースもあります。そうなると塀としての役目を果たすことができません。

ブロック塀の高さが基準を超えている

ブロック塀は背が高くなるほど倒れるリスクが高まります。また、国交省作成のルールでは、ブロックの厚さが10cmの場合の塀高上限は2.0m、15cmの場合の塀高上限は2.2mと定められています。

塀高さ\ブロック厚10cm以上12cm以上15cm以上
2.0m以下○最低基準◎推奨◎推奨
2.0mを超2.2m以下×不可×不可◎推奨

控壁が無いまたは間隔がひろすぎる

ブロック塀の高さが1.2mを超える場合は控壁を設ける必要があります。控壁の設置間隔幅は3.4m以下と定められており、控壁の間隔が広すぎたり、そもそも控壁がない場合は、倒壊するリスクが高まります。

石垣の上に建つブロック

石垣の上にブロック塀を建てる場合、石垣の強度や安定性に依存することになります。もし石垣自体が貧弱な構造や設計であったり、石垣の劣化が進んでいる場合、ブロック塀の安定性が保証されず、倒壊するリスクがあります。

透かしブロックの使用量が多いブロック塀

透かしブロックは鉄筋を通すことができない物があり、このタイプの使用量が多いブロック塀は、地震などにより倒壊するリスクが高まります。

土留め代わりのブロック塀

ブロック塀を土留めとして使用してる場合、土の圧力が塀にかかることで、ブロック塀に負荷がかかり塀の破損や崩壊のリスクが高まります。

ブロック塀の撤去費用相場

ブロック塀の解体費用相場は、¥5,000~¥15,000/㎡の範囲がボリュームゾーンです。

この価格には、作業員の「人件費」、撤去道具や撤去廃棄物を運ぶ「運搬」、廃棄物を処理する「廃材処分費」が含まれており、ブロック塀の面積や動員される作業員の人数、現場の立地などにより、平米あたりの費用が変動します。

正確な費用は、現場調査をしないことには積算できませんので、外構工事業者に見積を依頼することをおすすめします。

また、ブロック撤去費用が適正価格かどうかを判断するために、なるべく複数の外構工事業者に相見積もりを取ると良いでしょう。

ブロック塀撤去費用相場
費用目安(人件、運搬、廃材処分費含)¥5,000~¥15,000/㎡

費用の大まかな内訳

  • 人件費
    人件費とは、ブロック塀撤去に要する作業員に充てられる費用のことです。ブロック塀の面積や作業工程が増えると人数も増え、人数が増えると人件費も増えてしまいます。
  • 運搬費
    運送費は、撤去に必要な道具や、撤去で生じた廃材などを運搬する費用です。人件費同様ブロック塀の面積により廃材の量が変動しますので、手配車両の費用も変動します。
  • 廃材処分費
    ブロック塀の撤去後、適切に処分するため産廃工場に持込処分してもらいます。廃材処分費は処分する量と物(金属、木材、プラスチックなど)により変動します。

福岡県のブロック塀撤去促進事業による補助金

福岡県では、2018年6月に発生した大阪府北部地震以降、福岡県内の通学路や避難路等に建つ危険なブロック塀等の所有者向けに、撤去費用の補助制度を提供しています。

地震や台風などが原因でブロック塀が倒れたことにより、人的被害を与えてしまった場合、ブロック塀の所有者が責任を負うことになる可能性があります。

最悪のケースを回避するために、福岡県の補助金制度を活用して、ブロック塀の撤去並びにリフォームを検討してもいいかもしれません。

代表 山田
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ワンライン株式会社は、ブロック塀診断士が在籍しております。ブロック塀に関するお悩みやご相談はお気軽にご一報ください。

電話:0940-62-6607 ←番号タップで通話可能です。お気軽にお問い合わせください。

※当社の営業エリアは、福岡県の「宗像市、福津市、古賀市、福岡市東区、新宮町、久山町、粕屋町、篠栗町、須惠町、北九州市、中間市、行橋市、遠賀町、水巻町、芦屋町、岡垣町、苅田町、みやこ町、飯塚市、田川市、嘉麻市、宮若市、直方市、小竹町、鞍手町、福智町、香春町、糸田町、大任町、川崎町、添田町、桂川町、赤村」となります。その他のエリアにつきましては、とても残念ですが、当社人員数の兼ね合いによりご対応することができませんので、ご理解の程何卒宜しくお願い致します。

補助制度のある福岡県内の市町村

以下の表は、福岡県内各市町村のブロック塀撤去の相談窓口です。

補助内容や限度額は各市町村によって違いますので、詳しくは表記載の担当課に確認してみましょう。

市町村名担当課連絡先
北九州市建築指導課093-582-2531
福岡市建築物安全推進課092-711-4580
大牟田市建築住宅課0944-41-2787
久留米市建築指導課0942-30-9320
直方市都市計画課0949-25-2050
飯塚市建築課0948-22-5514
田川市安全安心まちづくり課0947-85-7114
柳川市都市計画課0944-77-8544
八女市建設課0943-24-9456
筑後市都市対策課0942-65-7029
大川市都市計画課0944-85-5604
行橋市建築政策課0930-25-1111(代表)
豊前市都市住宅課0979-82-1111(代表)
中間市建設課093-246-6260
小郡市都市計画課0942-72-2111(代表)
筑紫野市都市計画課092-923-1111(代表)
春日市都市計画課092-584-1111(代表)
大野城市生活安全課092-580-1897
宗像市建築課0940-36-5203
太宰府市都市計画課092-921-2121(代表)
古賀市都市整備課092-942-1119
福津市都市計画課0940-62-5036
うきは市建設課0943-75-4987
宮若市建築都市課0949-32-0955
嘉麻市土木課0948-42-7043
朝倉市都市計画課0946-22-1115
みやま市都市計画課0944-64-1540
糸島市都市計画課092-332-2077
那珂川市都市計画課092-408-7996
宇美町危機管理課092-933-5500
篠栗町都市整備課092-947-1219
志免町都市整備課092-935-1099
須恵町都市整備課092-932-1450
新宮町地域協働課092-963-1734
久山町総務課092-976-1111(代表)
粕屋町都市計画課092-938-0208
芦屋町環境住宅課093-223-3539
水巻町住宅政策課093-201-4321
岡垣町都市建設課093-282-1211(代表)
遠賀町都市計画課093-293-1317
小竹町管財課0949-62-1215
鞍手町管財課0949-42-2111(代表)
桂川町建設事業課0948-65-3330
筑前町都市計画課0946-42-6642
東峰村総務企画課0946-72-2311(代表)
大刀洗町建設課0942-77-6204
大木町総務課0944-32-1035
広川町建設課0943-32-1157
香春町住宅水道課0947-32-8403
添田町防災管財課0947-82-4002
糸田町防災管財課0947-26-1232
川崎町防災管財課0947-72-3000(代表)
大任町総務企画財政課0947-63-3000(代表)
赤村産業建設課0947-62-3000(代表)
福智町防災管理・管財課0947-22-7771
苅田町都市計画課093-434-6521
みやこ町都市整備課0930-32-6007
吉富町建設課0979-24-4073
上毛町住民課0979-72-3116
築上町総務課0930-56-0300(代表)
代表 山田
代表 山田

電話番号の間違いには十分お気をつけください。

以下の記事では、外構フェンスの施工事例紹介しています。古いブロック塀のリフォーム案として参考になれば幸いです。

ブロック塀に関するお悩みは、ワンラインが解決します。

ブロック塀診断士が在籍するワンラインなら、宗像市、中間市、福津市、古賀市、遠賀郡、北九州市にお住いの方であれば、ブロック塀を現地調査した上での対応策のご提案が可能です。

古いブロック塀や、外観にひび割れや傾きなどの劣化がある場合は、ブロック塀が倒壊するリスクがあります。

そのままにしておくことで、取り返しの付かないトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、心配事などありましたらお気軽にご相談下さい。

ワンラインの使命は、あなたの理想とする住空間作りに寄り添うこと。だからこそ、あなたに最適なプランと安全策を無料にてご提案しております。

ブロック塀に関するお悩みやご相談ならワンラインにご一報ください。

電話:0940-62-6607 ←番号タップで通話可能です。お気軽にお問い合わせください。

※当社の営業エリアは、福岡県の「宗像市、福津市、古賀市、福岡市東区、新宮町、久山町、粕屋町、篠栗町、須惠町、北九州市、中間市、行橋市、遠賀町、水巻町、芦屋町、岡垣町、苅田町、みやこ町、飯塚市、田川市、嘉麻市、宮若市、直方市、小竹町、鞍手町、福智町、香春町、糸田町、大任町、川崎町、添田町、桂川町、赤村」となります。その他のエリアにつきましては、とても残念ですが、当社人員数の兼ね合いによりご対応することができませんので、ご理解の程何卒宜しくお願い致します。

この記事を書いた人

ガーデンプランニングオフィス
ONE LINE(ワンライン) 株式会社

福岡県の「宗像市、福津市、古賀市、福岡市東区、新宮町、久山町、粕屋町、篠栗町、須惠町、北九州市、中間市、行橋市、遠賀町、水巻町、芦屋町、岡垣町、苅田町、みやこ町、飯塚市、田川市、嘉麻市、宮若市、直方市、小竹町、鞍手町、福智町、香春町、糸田町、大任町、川崎町、添田町、桂川町、赤村」で、外構エクステリア工事をご検討中の方、ガーデンデザイン専門のONE LINE(ワンライン)にご相談ください。

[業務内容]
●外構工事全般   ●エクステリア工事
●住宅リフォーム  ●オーダー家具
●造園工事     ●外壁塗装工事

〒811-4147福岡県宗像市石丸1-6-27 1-G
定休日:毎週木曜日・日曜日

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