インターロッキングの種類は？｜メリット・デメリット、費用相場を紹介

インターロッキングの正式名称はインターロッキングブロックと呼ばれ、複数のブロックを組み合わせることで敷設または舗装する方法です。

インターロッキングの組み合わさる面は、僅かな隙間があるため透水性が高く、水たまりになりにくいのが特徴。

また、複数のブロックが組み合わさることで、各ブロックに与える強度や圧力が均等に分散されることで、床や舗装面が安定します。

インターロッキングは、耐久性もさることながら、形状やカラーが豊富なので、デザインの自由度が高く、美しい外観の庭や駐車場を実現する事ができます。

今回はインターロッキングに興味をもつあなたに向けて、種類や費用目安などを紹介していきます。

インターロッキングの形状種類

ここからはインターロッキングブロックの代表的な形状を紹介していきます。

長方形タイプ

長方形タイプのインターロッキングは、直線的な形状によりシンプルでモダンな外観を実現します。

正方形タイプ

正方形タイプのインターロッキングは、均一な形状により、直線的や左右対称デザインなど見た目の美しさを演出しやすいです。

変形タイプ

変形タイプのインターロッキングは、植栽を囲んだり、デザインに変化を与えたり、アクセントの要素として活用されています。

インターロッキングの機能種類

インターロッキングは単なる舗装面としての機能だけでなく、以下のような特殊な機能をもつ物もあります。

あなたの用途に合わせたインターロッキング選びの参考になれば幸いです。

緑化ブロック

緑化ブロックは、自治体の緑化制度に対応した駐車場用のブロックで、ブロックの間を植物で覆い緑豊かな駐車スペースを実現します。

リサイクルブロック

コンクリートとガラス繊維を混ぜ合わせたリサイクルブロックは、透水性に優れており水たまりが出来にくい環境対策品です。

また、色彩豊かな色合いが楽しめるのも特徴となっています。

遮熱透水ブロック

路面の蓄熱をおさえ、熱の反射を低減させることで、路面温度を最大１５℃下げる効果を持つブロックです。

保水ブロック

保水ブロックはブロック自体に水分を蓄えることで、路面の温度上昇を抑える効果をもちます。

視覚障がい者誘導ブロック

歩道や交差点でよく見かけるであろう黄色いブロックが、視覚障がい者誘導ブロックです。丸いドットのブロックが「警告」た線状のブロックが誘導ブロックとしてそれぞれに役割があります。

インターロッキングとレンガの違い

インターロッキングとレンガの見た目がとても似てるのですが、原料や使い道は全く異なります。

インターロッキング＝コンクリート
強度や耐久性に優れているため、車道や駐車スペースなどに活用されています。

レンガ＝土や泥
強度や荷重に弱いので、花壇や門堀、歩行程度の負荷しか掛からない床面などに活用されています。

インターロッキングのメリット・デメリット

デザインの自由度が高く、見た目にも優れたインターロッキングにも、メリット・デメリットが存在します。

インターロッキングのメリット

1. 耐久性
   インターロッキングは、ブロック同士がかみ合って固定されるため耐久性が高いです。荷重や圧力を分散させるので、安定した表面レベルを維持します。
2. 美しさとデザイン自由度
   インターロッキングは様々な形や色が展開されているので、デザインの自由度が高いです。異なる色や形を組み合わせることで、アートのような美しい庭作りが実現できます。
3. 修繕が簡単
   インターロッキングはブロック単体で取り外しできるので、損傷部分のリペアや交換が簡単です。
4. 透水性が高い
   インターロッキングが組み合わさる目地から水が浸透するため、床面に水たまりが出来にくいです。水や泥はねの低減や、害虫などが湧きにくいので、衛生的な環境を維持できます。

インターロッキングのデメリット

1. 施工の専門知識と手間
   インターロッキング工事には、専門的な知識と手間が必要となります。正しい下地作りやブロックの正確な配置など、施工には細かい正確性が必要となることから、DIYでの施工は難易度が高いです。
2. 初期コストの高さ
   インターロッキングの初期コストは、他の舗装方法比較で高い傾向にあります。高い施工品質を求める場合は、下地作りの段階で工程が追加されますので、予算に影響を与える可能性があります。
3. 日光による熱反射
   インターロッキングは、熱がこもったり、明るい色のブロックの場合、日光を反射する場合があります。
4. 目地からの雑草
   インターロッキングの目地から雑草が生える可能性があります。定期的にメンテナンスや草取りが必要となるため、手間がかかります。

インターロッキングの費用相場は？

インターロッキングの１㎡あたりの費用相場は¥8,000〜¥15,000が相場となります。

総面積の広くなるほど平米単価は下がり、狭くなると一式価格になる場合があります。また、地中の状況や施工地域により、費用が変動しますので、施工前に外構業者に現場を見てもらう事をおすすめします。

インターロッキングメーカーの商品紹介

ワンラインにおいても日頃よりお世話になってる、福岡県宮若市のシンセイさんが製造販売する、インターロッキング商品を一部紹介させて頂きます。

レクシ―プレミアST

天然石のような雰囲気となめらかな表面により高級感を感じさせる質感が魅力です。ブロック同士の組み合わせだけでなく、芝生や植栽など異なる組み合わせにおいても相性がいいインターロッキングです。水に濡れると独特のツヤ感を出し、乾燥時と違った一面も楽しめます。

エクスペイブTR

透水性インターロッキングだから、水たまりができないので雨の日に滑りにくい特徴を持ちます。お子さんやお年寄りの方には安全性において有効的なインターロッキングです。

しっとり

公園や公共施設などでよく見かける定番のインターロッキングです。シンセイさん独自の加工によりしっとりとしたツヤ感により落ち着いた雰囲気を実現します。

くしびき

櫛引加工された表面は上質な織物のように、光の当たる角度により絶妙な表情変化を見せてくれます。格子状に組み合わせると和風テイストにもハマり、縦置きすることでモダンなスタイルにもハマります。

トアラ

表面を明るく見せるシャインブラスト加工を施すことで、柔らかな印象を実現しました。透水タイプのブロックだから、お子さんやお年寄りの方には安全性において有効的なインターロッキングです。

侘 WABI

天然石を利用した細かな粒上の骨材は、石が水の流れにより形を変えていくような、自然な風合いを楽しめます。

ネオストーン・サークルタイプ

庭全体に丸みを与える円形ブロックは、ヨーロッパ調の演出には最適です。扇形、半円、円形など、様々な形状がラインナップされており、組み合わせにより世界に一つだけのデザインが叶います。

インターロッキング業者に発注する際のポイント

インターロッキング工事は、DIYでも可能ではありますが、レベルの高い施工技術が必要です。

殆どの方は業者に発注することになると思いますので、インターロッキング工事を業者に発注する時のポイントを以下にまとめました。

1. 実績と信頼性
   インターロッキング工事を発注する業者の実績と信頼性を確認しましょう。過去の施工事例や対応品質を見極めて、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
   
2. 専門知識と経験
   インターロッキング工事は専門的な知識と経験が施工品質に直結します。発注する業者が、インターロッキングの施工経験や商品知識などを持っているか確認しましょう。あなたに相応しい提案や、専門的なアドバイスを提供する業者を選ぶことが大切です。
   
3. 相見積もりを取ろう
   インターロッキング工事は、依頼先（ハウスメーカー、工務店、ホームセンター、外構専門店など）により中間マージンの割合が違うので、施工費用に差があります。必ず複数の業者から見積りを取り、費用や提案内容を比較しましょう。工事の内訳をしっかり提供してくれる業者選びが重要です。
   
4. コミュニケーションと相互理解
   あなたの要望や希望を明確に伝えることができ、それに寄り添う業者を選びましょう。また、あなたにとってお得になるような提案をしてくれることも大切なポイントです。

代表 山田

これらのポイントを考慮して信頼できる業者に依頼することで、インターロッキング工事の品質と満足度を高めることができます。

以下の表は依頼先による特徴や工事費用をまとめたものです。

ハウスメーカー、工務店、ホームセンターなどの外注先は、外構工事専門業者であることが殆どです。

その結果、中間マージンが発生し、あなたが損してしまうかもしれません。

適正価格で済ませるなら、我々のような外構工事業者にご相談することをおすすめします。

インターロッキングの施工実績があるワンラインならお客様のお悩みを解決します。

インターロッキングの施工実績があるワンラインでは、宗像市、中間市、福津市、古賀市、遠賀郡、北九州市にお住いの方であれば、設置する敷地の面積、ご自宅の外観デザインなどを現地調査した上で、インターロッキングのご提案が可能です。

ワンラインの使命は、あなたの理想とする住空間作りに寄り添うこと。だからこそ、あなたに最適なプランとお見積もりを無料にてご提案しております。