
住まいで長く暮らしていると、「外構を整えたい」と感じる瞬間があります。
「周囲の視線が気になる」
「目隠しはしたいけど、圧迫感は出したくない」
「景色は活かしたい」
自然環境と住宅が近いエリアでは、視線対策と開放感のバランスに悩まれる方が少なくありません。
今回ご紹介するのは、北九州市八幡東区で行った外構リフォーム事例です。
コンセプトは「閉じない目隠し外構」
借景を活かしながら、家族がくつろげるプライベート空間へと再設計しました。
この記事では、施主様のご要望、設計のポイント、使用した外構アイテムの紹介、費用感の目安などを、完成写真を交えてわかりやすく解説していきます。
八幡東区という立地特性と、施主様のご要望
自然の緑や高低差のある街並みが魅力のエリアですが、その一方で、
・道路や隣家からの視線が入りやすい
・敷地形状によっては囲いすぎると圧迫感が出やすい
といった特徴もあります。
今回ご相談いただいた施主様も、「周囲の視線を気にせず過ごしたい」「でも、せっかくの景色は残したい」「家族や友人とくつろげる空間にしたい」という想いをお持ちでした。
単に目隠しフェンスを高くするのではなく、地域の環境を活かしながら、暮らしやすさを高めること。ここが今回の外構リフォーム設計の出発点でした。
コンセプト設計:閉じるのではなく“切り取る”
目隠し外構というと、「高く囲う」「完全に遮断する」という発想になりがちです。しかし、それでは安心感は得られても、同時に圧迫感や閉塞感を生んでしまいます。
今回の外構リフォームでは、あえて逆の考え方を取りました。閉じるのではなく、景色を“切り取る”ということです。
借景をフレームのように切り取る坪庭空間

塗り壁のデザインウォールに設けた横長の開口部。この“くり抜き”が、今回の外構リフォームの象徴です。
外の山並みや田園風景を、まるで一枚の絵のように切り取ることで、閉じた空間に奥行きを生み出しています。
すべてを見せるのではなく、必要な部分だけを取り込む。このバランスが、圧迫感のない目隠しを実現しています。
高低差を活かした立体的なアプローチ

コンクリート平板を段違いに配置し、緩やかな高低差を演出。単なる階段ではなく、“庭の中を歩く時間”も楽しめる設計です。
足元にはクラッシュロックを敷き込み、無機質になりがちなコンクリートに自然の表情を加えています。
また、シンボルツリーと低木の配置により、塗り壁の直線的な印象をやわらげています。
人工物と自然がぶつからず、ゆるやかにつながるように設計。将来的に樹木が成長することで、さらに奥行きと陰影が深まり、完成直後だけでなく、“育つ外構”として計画しています。
庭と空がつながる、開放的なプライベート空間

一見すると広く開けた庭空間ですが、周囲からの視線はしっかりコントロールされています。
背面のフェンスとデザインウォールが視線を遮りつつ、遠景の山並みや空の広がりはそのまま取り込む設計。
「守られている安心感」と「抜けのある開放感」が同時に感じられる外構です。
目隠しは「囲う」ことではなく、「どう見せるか」を考える設計です。
すべてを遮断するのではなく、必要な景色だけを切り取り、光や風を活かすことで、安心感と開放感は両立できます。
閉じた空間ではなく、心地よく整えられた空間へ。それが今回のコンセプトです。
今回使用した外構アイテム
ここからは、今回の外構リフォームに使用した建材をご紹介します。
【平板】EXISLAND ボルケーノフラットタイプ

EXISLANDのボルケーノフラットタイプを採用。
重厚感のある質感とフラットな意匠が特徴で、モダン外構との相性が抜群です。
特徴:
- 高級感のあるテクスチャ
- 直線的でシャープな印象
- メンテナンス性が高い
リフォーム外構では「既存住宅との調和」が重要ですが、この平板は主張しすぎず、空間を引き締める役割を果たします。
【乱形石】EXISLAND ベルストーン乱形 アースグレー

坪庭のアプローチ部分には同じくEXISLANDの乱形石を使用。
自然石特有の不規則さが、人工物とのバランスを整えてくれます。
アースグレーは、
- モダン住宅にも合う
- 汚れが目立ちにくい
- 経年変化が楽しめる
「直線×自然」の対比が、空間に奥行きを生み出しています。
【インターロッキング】グレノボーダー ナイトグレー

土間コンクリートスペースにはコンクリート+インターロッキングを採用。
ナイトグレーは落ち着いた色味で、コンクリートとのコントラストがはっきりでますが、それがアクセントとなりデザイン性が高まります。
コンクリート一面仕上げよりも、
- デザイン性が高い
- 部分補修が可能
- 水はけを確保しやすい
八幡東区のように高低差のある土地では、排水設計も重要です。
【デザインウォール】アイカ ジョリパット仕上げ

坪庭のデザインウォールには、アイカ工業のジョリパットを採用。
塗り壁の表情は、外構全体の印象を左右します。
特徴:
- 意匠性が高い
- カラー展開が豊富
- クラック対策仕様あり
くり抜きデザインとの相性も良く、無機質になりすぎない外構に仕上がりました。
【グリ石】クラッシュロック アッシュブラック

坪庭からフェンス沿いの部分にはアッシュブラックのグリ石を敷設。
引き締め効果があり、夜間照明との相性も抜群です。
白系砂利に比べて、
- 高級感が出る
- 雑草が目立ちにくい
- 空間が締まる
というメリットがあります。
【目隠しフェンス】EXISLAND Eウッドスタイル ネオ(モカ)

目隠しフェンスは木調タイプの、EXISLAND「Eウッドスタイル ネオ」のモカカラーを採用。
完全遮断ではなく、適度な隙間設計により風通しを確保しています。
人工木製のため、
- 腐食しない
- 塗り替え不要
- 長期的コスト削減
天然木フェンスを選ぶと数年後に後悔するケースもありますが、今回は見た目と耐久性のバランスを優先しました。
【造作】コンクリートカウンターが支える“使える庭”

今回のリフォームの特徴は、完全オリジナルのコンクリートカウンター(作業台)。
BBQの準備台、子どもの学びや遊びの場、来客時のサーブスペースとして。「ただの庭」ではなく、“使える庭”へと進化しました。
周囲の視線を気にせず、家族団欒や憩いの時間を過ごせる空間。ここが、単なるデザイン外構との大きな違いです。
当社では、地域特性を理解し、景色を活かす設計への配慮、 耐久性ある素材選び、暮らしを想像した提案を意識し、あなたの住環境に寄り添うことを心がけています。
今回の外構リフォームにかかる費用感の目安

外構リフォームを検討される際、多くの方が気になるのが「実際いくらくらいかかるのか?」という点ではないでしょうか。
今回のような目隠し設計+坪庭+造作+舗装リニューアルを含むリフォームの場合、あくまで目安ですが、以下のような価格帯になるケースが多いです。
- デザインウォール(塗り壁仕上げ・ジョリパット):約20万〜40万円前後
※下地状況やくり抜きデザインの有無により変動 - 坪庭スペース(グリ石・植栽・縁石処理):約20万〜40万円前後
※植栽本数や照明計画で変動 - 平板・乱形石舗装(アプローチ・テラス部分):約25万〜50万円前後
※面積によって増減 - インターロッキング舗装(駐車場部分):約30万〜60万円前後
※既存撤去費含むかどうかで変動 - 目隠しフェンス(Eウッドスタイル ネオ):約20万〜50万円前後
※高さ・延長距離で変動 - 造作コンクリート作業台:約15万〜35万円前後
※サイズ・仕上げ仕様により変動 - 照明工事(グランドライト等):約10万〜25万円前後
※配線距離・灯数で変動
もちろん、実際の費用は、「敷地条件」「既存撤去の有無」「面積」「仕様グレード」によって変動します。
ただし重要なのは、「安く仕上げる」ことではなく、「どこに価値を置くか」を整理すること。
例えば、「坪庭は妥協しない」「舗装は面積を調整する」「照明は将来追加可能にする」など、このように優先順位を明確にすることで、満足度の高い外構リフォームが実現しやすくなります。
外構工事は決して小さな投資ではありません。だからこそ、費用だけで判断すると後悔しやすいのも事実です。
八幡東区で外構リフォームをご検討中の方は、まずは現地状況を確認したうえで、無理のないご予算配分をご提案いたします。
外構工事の流れ|相談から完成まで

外構工事が初めての方でも安心して進められるよう、一般的な流れをご紹介します。
外構工事の流れ
1. お問い合わせ・無料相談
お電話・WEBフォームからお気軽にご相談ください。電話:0940-62-6607 ←番号タップで通話可能です。
2. 現地調査・ヒアリング
設置場所の採寸、立地条件、お客様のご要望を確認いたします。
3. ご提案・お見積り
ご提案の際は、お見積りと併せて、CADパースをご確認いただけます。事前に仕上がりを確認できるため安心です。
4. 施工着工
数日〜1週間で完了。天候やコンクリート乾燥などで日数延長もあり。
早い段階で相談いただくことで、無駄な追加工事や予算オーバーを防ぎやすくなります。
よくある質問|八幡東区の外構リフォーム

Q1. 八幡東区で外構リフォームの費用相場はどれくらいですか?
内容によりますが、部分リフォームで50万円前後〜、坪庭やデザインウォールを含む本格的なリフォームは150万〜300万円程度が一つの目安です。
使用素材や施工範囲によって大きく変動します。
Q2. 目隠しフェンスを設置すると圧迫感が出ませんか?
設計次第です。高さや隙間、色選びを間違えると圧迫感が出て後悔するケースもあります。
今回のように借景をくり抜く設計にすることで、閉じずに守る空間が実現できます。
Q3. 坪庭はメンテナンスが大変ではありませんか?
植栽の種類や石材の選定によって管理負担は大きく変わります。
低木中心・防草対策・照明設計を含めることで、手間を抑えた坪庭づくりが可能です。
Q4. インターロッキングとコンクリートはどちらが良いですか?
デザイン性と補修性を重視するならインターロッキング、コスト優先なら土間コンクリートが一般的です。
ただし、水はけや将来的なメンテナンスも考慮することが重要です。
Q5. 外構リフォームの相談だけでも可能ですか?
もちろん可能です。
図面がなくても、現地調査から具体的なプラン提案まで行います。
まとめ|目隠し=閉じる、だけではない
目隠しは「遮断」ではなく、“コントロール”するもの。借景を活かし、家族の時間を守り、長く愛せる外構へ。
北九州市八幡東区で外構リフォームをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。ONE LINE株式会社(福岡県宗像市)では、地域特性を踏まえたご提案を行っています。
あなたの「こうしたい」を、具体的な形に落とし込みます。
お問い合わせは
八幡東区の外構リフォームなら、ワンラインの無料相談を
✅ 「外構リフォームを検討中だが、業者選びで失敗したくない…」
✅ 「カーポートの費用が高すぎて、もっと安くできる方法を知りたい…」
✅ 「おしゃれな中庭に憧れるけど、何から手をつければ良いか解らない…」
➡外構の方向性がまとまっていなくても大丈夫です。
敷地条件とご要望を整理しながら、合うプラン・合わないプランも含めてご提案します。
当社ではお客様のご負担となる「しつこい営業はいたしません」。安心してご相談ください。
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この記事を書いた人
ガーデンプランニングオフィス
ONE LINE(ワンライン) 株式会社
[業務内容]
●外構工事全般 ●エクステリア工事
●住宅リフォーム ●オーダー家具
●造園工事 ●外壁塗装工事
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