エクステリアフェア2024in九州に行ってきました

エクステリアフェア2024in九州に行ってきましたよ！

昨年に引き続き開催されました「エクステリアフェア2024IN九州」に今年も行ってまいりました。

２０２３年の出展企業数を超える規模となり、エクステリア関連企業が25社、関係団体として5団体が出展、会場内は多くの来場者で賑わいを見せてました。

今年の会場はマリンメッセ福岡B館に変わったことで展示スペースも拡大し、各メーカーの最新作やコンセプトモデルなどがずらりと勢揃いしておりました。

ワンライン株式会社としても、エクステリア業界の最新情報をお届けしたく、情報収集に努めてまいりましたので、一部ご紹介差し上げます。

外構周りに興味を持つ方のお役に立てば幸いです。

ワンライン（株）はどんな外構会社なの？外構に関する思いや、代表プロフィールなどは以下のページからどうぞ。

エクステリアフェア2024n九州【出展社のご紹介】

ワンライン株式会社では、国内外の様々なエクステリアブランドを取り扱っており、出展する企業様、関係団体様には日頃より大変お世話になっております。

今回は、出展企業様の新商品や最新モデルなど、会場内で写真撮影を行いましたので、その中より一部の企業様の商品をご紹介します。

紹介順序は順不同となりますのであらかじめご了承くださいませ。

四国化成建材株式会社 様

四国化成建材株式会社は、1947年に二硫化炭素の製造を目的に設立され、現在では化学品や建材を製造販売する会社です。

今回の展示会では、工期を短縮できる材料や、従来商品のアップデートモデルなどを数多く展示されていました。

こちらのカーポートは、当社でも納入実績のある、四国化成のハイエンドカーポート「マイポートセブン」の改良版です。

従来商品の屋根に、太陽光パネルを一体化させた参考出品商品です。

カーポートの支柱にEV充電器を内蔵し、屋根に設置された太陽光パネルの電力を使い、EV車の充電が可能になります。

カーポートは車を保護するための外構アイテムであり、最も大きな外構アイテムでもあります。

充電設備とカーポートが一体化することで、スマートな駐車スペースが期待できますね。

続いては天然木を採用したフェンス材です。

フェンスには建物を保護するための一面もあり、強度の高い板材が求められます。

今回採用された天然木は、宮崎県の日南市付近を原産とする「飫肥杉」で、裂け、折れ、衝撃・揺れに強い木材として知られています。

この木材に、防腐加工と保護塗料を塗布することで、飫肥杉の性質を更に高めています。

もちろん無垢材をフェンス板として使っているので、木目の美しさや、時間の経過と共に生まれる味わい深さも魅力の一つですね。

天然木フェンスを検討されている方には、おすすめしたい商品の一つです。

株式会社美濃クラフト 様

株式会社美濃クラフト様は、表札や看板を製作する企業です。

表札の取り扱いがメインということもあり、毎年定期的に表札供養を行うなど、商品だけでなく文化面にも尽力される企業です。

また、インパクトの強い「面白い商品」も手掛けており、今回の展示会でも注目度の高い展示をされていました。

こちらは、キリンをイメージした機能門柱です。キリンの顔部分に照明を仕込み、首元に表札、その下にインターホンを取り付けることが可能です。

面白い切り口のでざいんですが、見た目も可愛らしく、お子さんや女性には好まれそうですね。

続きましては、美濃クラフトと言えば！「男前シリーズ」ですね。

某ロールプレイングゲームを彷彿とさせる剣と盾ですが、剣は表札として、盾はポストとして使用可能な商品です。

見た目のインパクトも強く、この商品を取り入れるユーザー様は決して大多数ではないでしょうが、ハマる人には泥沼必至の外構アイテムです。

そして、上記画像左側に写る宝箱？に目が行ったかと思いますが、こちら新商品となる男前宅配ボックスです。

まさにゲームの世界で見る宝箱そのものですね。宅配ボックスの機能としては、専用南京錠とダイヤルキーケースを使うもので、基本アナログな仕様ですが、宅配ボックスとしての基本性能はしっかりとしており、先述した男前シリーズと組み合わせて、ご近所からの注目を集めることも可能です。

特に男の子のお子さんがいらっしゃるご家庭は、とても喜ばれる玄関周りとなるでしょう。

株式会社タカショー 様

株式会社タカショー様は、庭生活文化をより良いものにするべく、庭に関する様々な製品開発を行う会社です。

国内だけでなく、世界５カ国にネットワークをもつグローバル企業です。

会場内で注目を集める新商品「cubeスペース」はシェードスクリーンやカーテンを装着できる、プライベート感を高めたパーゴラです。

三角フレームを採用したことで、見付面が小さくスタイリッシュな印象を与えます。

こちらの照明ポールは、従来の外構用照明の一般的な形である、光源と本体が別々に分かれている既成スタイルを打ち破るべく、パンチング加工を施したポールの中に光源を埋め込んだ照明器具です。

写真左のポールと光源が分かれた従来品は、照明としての機能は果たすものの、目に付く眩しさは新商品と比較すると眩しすぎる印象です。

新商品の形状メリットは、光源が眩しくないのに、足元やガーデン空間をしっかり照らす配光性に優れ、ポールと光源の境目を感じさせないデザインは、庭空間との一体感を生み出します。

三協立山株式会社　三協アルミ社 様

三協立山株式会社 三協アルミ社様は、アルミ素材をメインにエクステリア建材や住宅建材など、住まいに密着した製品を展開する会社です。

今回のイベントでは、2023年に発売されたカーポートのFⅡシリーズのバージョンアップモデルや、カーポート初となる、ブラックポリカーボネート屋根を採用した商品などを展示していました。

こちたの写真は昨年発売されたばかりの、カーポートFⅡのバージョンアップモデル（３台用）です。

正面から見た時のフラットな屋根により、建物の水平ラインに馴染みやすく、建物と外構の一体感を生み出すデザインです。

また、２台用３台用のサイズにおいても、屋根を支持する柱が４本と、カーポート本体もスッキリした印象を与えます。

とにかくフラットなデザインに拘り、雨水を受け流すスペースも出っ張りのないデザインを採用。

雨樋も一部分を除き、柱の中に内蔵されてますので、スタイリッシュなデザインを好む方には響くデザインではないでしょうか？

こちらが、カーポート初採用となるブラックポリカーボネート屋根を採用した「スカイリード」です。

ブラックポリカーボネートはクールな印象でありながら、紫外線や熱線を和らげる効果に優れており、夏場の車内の温度上昇や塗装の色あせなどから保護してくれます。

こちらの写真は屋根材となるブラックポリカーボネートです。

ブラックポリカーボネートは、原料に黒色の元を混ぜ込んでおり、塗装やシート貼りとは違い、剥がれたりすることがありません。

また、表面はシボ加工が施されており、光の反射を和らげる効果も持ちます。

スタイリッシュで機能面に優れた、ブラックポリカーボネートは、外構周りにこだわりを持つ方には、気になる選択肢の一つになるのでは？

株式会社シンセイ福岡 様

株式会社シンセイ福岡様は、昭和41年に日本初となる塀用化粧スプリットブロックを開発販売した、化粧ブロックの老舗企業です。

今回のイベントでも、新商品のインターロッキングやアートサンドなどを展示されていました。

こちらの写真は、透水性のあるインターロッキングブロックです。

ブロックのサイズも、様々な敷地形状に合わせて、大中小のサイズ展開しています。

ブロックは硬い印象を与えがちですが、採用するカラーが温かみを感じれるため、敷設しても自然な雰囲気を演出できますね。

こちらはアートサンドの写真です。

アートサンドは豊富なカラーバリエーションと、耐久性の高さから、庭だけでなく駐車スペースにも対応しています。

カラーを統一して一体感のある庭まわりや、豊富なカラーを組み合わせて個性的な雰囲気を演出することが可能です。

株式会社福彫 様

株式会社福彫様は、表札をメインに、アプローチ周りの商品を開発する会社です。

真鍮やチタンなどの金属を加工したオリジナル表札は、従来の表札の概念を覆すクリエイティブな物が多く、ご家族の個性を演出できる一品です。

こちらの写真は、福彫のメイン商品である金属加工の表札です。

様々な書体や形状に対応しており、使用する金属によって表情の違いや経年変化があり、長い期間において様々な表情を楽しめるのは、大きな魅力と言えるのではないでしょうか。

こちらの写真は、参考出品となる軽量で高い剛性が特徴のFRP製特殊ハニカムパネルを採用した門柱壁です。

従来の門柱壁はコンクリートブロックなどが主流でしたが、このネックは相当な重量があるということでした。

しかし、ハニカムパネルを採用することで、超軽量でありながら強度も高まるため、近年注目を集める建材として人気が高まっています。

株式会社稲葉製作所 様

株式会社稲葉製作所様は、小型物置、倉庫、ガレージ、バイク保管庫、自転車置場、防災倉庫など、収納アイテムを製造販売する会社です。

「やっぱりイナバ　100人乗っても大丈夫！」と、耳残りとインパクトの強いCMは皆さんの記憶に残ってるのではないでしょうか？

こちらの写真は、稲葉製作所のハイエンドガレージである、アルシアのバイクガレージバージョン「アルシアフィット」です。

展示品のサイズはアルシアフィットのラインナップ中、最大のサイズである開口幅2384mm、高さ1948mmのタイプとなります。

このサイズであれば、ガレージ内での整備やカスタムなども容易に行えますし、内装をカスタマイズすれば、あなただけのガレージ空間を実現することが可能です。

つづいて、イナバガレージの新商品である「タフレージ」です。

タフレージは、開口幅は約６ｍと広めの作りで、指定建築材料を採用した耐久性に優れたガレージです。

従来品の６ｍの開口幅があるガレージであれば、庫内中央に柱が必要でしたが、タフレージは庫内中央の柱が無くても十分な強度を保持しており、その結果、庫内空間が広々としたガレージとして活用できます。

また、間口扉には、シャッタータイプとオーバースライドタイプから選べ、前者のタイプはシャッタースラットにウレタンを内蔵することで、軽量で開閉音も静音仕様となりました。

YKK AP株式会社 様

YKK AP株式会社様は、幅広いエクステリア建材の製造開発を得意とする会社です。

今回の展示会では、2024冬、2025春に販売を控えるカーポート「プレインルーフ」の１台用と２台用が展示されていました。

２台用のプレインルーフは、九州会場が国内初展示とのことで、多くの来場者から注目を集めていました。

プレインルーフは、水平ラインを意識した屋根設計で、屋根を支える柱の太さもスッキリとした、スタイリッシュなカーポートです。

カラー展開も豊富で、雨樋などのノイズとなるパーツは極力目立たないような仕様となっています。

近年、エクステリアメーカー各社のカーポートは、フラットなノイズレスデザインを続々と展開しており、おしゃれな駐車スペースを実現したい方にとっては朗報ですね。

株式会社LIXIL 様

株式会社LIXIL様は、国内最大手の、あらゆる建材を総合的に取り扱うメーカーです。

今回の展示会では大人気のカーポートSCや新商品となる宅配ボックス、参考出品となるモジュール式ウッドデッキなど、興味深い展示品が来場者の注目を集めていました。

こちらは大人気カーポートの「カーポートSC」です。

カーポートSCは、今最も人気の高いカーポートとして知られており、特徴的なフラット屋根のデザインは、他のエクステリアメーカーが追随するなど、フラットカーポートのパイオニアでもあります。

内屋根や、サイドパネルなど、木調デザインも選択でき、上質感のある駐車スペースを希望する方に取っては、理想とするカーポート商品の候補になるのではないでしょうか。

そして、こちらは参考出品となるモジュール式ウッドデッキ「モジュールガーデン」です。

モジュールガーデンは、一般の方でも簡単に組み立てられるウッドデッキで、地中を掘ったり特別な工事を必要としないウッドデッキです。

ウッドデッキを作りたい場所に敷くだけだから、庭のイメージや活用法を変えたい方に取っては、ちょうどいい商品ではないでしょうか？

組み合わせ方で自由なレイアウトにでき、後から足したり引いたりして空間の模様替えが可能です。

あくまでも参考出品のため販売するかは未定ですが、個人的には販売してもらいたいと強く感じた商品でした。

株式会社ナスタ 様

株式会社ナスタ様は、国産の建築金物を、初めて世に送り出した会社として知られています。

住まいに関する製品も数多く販売しており、優れた住環境を提案する会社です。

今回はあらゆる設置ニーズに応えた宅配ボックスを展示していました。

こちらの写真は、簡単に設置できる宅配ボックス「ナスタボックス ライト」です。

ドライバー１本あれば設置が出来るお手軽さの秘密は、宅配ボックス下部のベースにレンガを敷き詰めて、ベースと本体を固定する仕組み。

この仕組みであれば、大掛かりな工事は不要なので、時間やコストを削減できますね。

こちらの写真は、宅配ボックスとポストが一体となる商品です。

ボックス支えるフレームは、スマートな見た目でありながら、しっかりと固定されており、大量の宅配物が収納されていても、十分な強度を有します。

また、本体左手に見える透明のボックスは、宅配物の収納力を可視化したもので、多くの荷物を収納出来ることがわかりますね。

基本的にアナログな仕組みの宅配ボックスですが、宅配ボックスに求められる機能は十分に備わっており、また、デザイン性や収納力にも優れているので、これから注目されるアイテムと言えるでしょう。

株式会社田窪製作所 様

株式会社田窪製作所様は、日本三大物置メーカーの一つに数えられる会社です。

今回の展示会では、田窪製作所初となるデザイナーズ物置「BELOS」を展示されていました。

BELOSは、プロダクトデザイナーの日原佐知夫氏による、従来の物置デザインを一新した商品で、”物置は見せる家具”のテーマは、新たな注目の的となること必見です。

一目見ただけで、従来の物置とは違う雰囲気を醸しだしており、物置としての形状もさることながら、色使いが斬新で、デザイナーズ物置としての新たな境地を開く可能性を秘めていますね。

BELOSのブランド名には意味があり、B=BEAUTIFUL「美」、E=EVOLUTION「進化」、L=LUXURY「高級感」、O=ONLY「唯一」、S=SUSTAINABLE「持続可能」と、深い意味を持たせており、この意味を、物置を通じて実現した田窪製作所の意気込みを感じざるを得ない、そんな感覚を覚えました。

株式会社ユニソン 様

株式会社ユニソン様は、住まいのエクステリアや公共ランドスケープに関する商品を手掛ける会社です。

今回の展示会では、宅配ボックスのヴィコシリーズをはじめ、EV充電設備の展示など、近年注目される分野での商品を展示しておりました。

当社でも、ユニソンの宅配ボックス「ヴィコシリーズ」と数多く取り扱っており、優れた品質とデザインは多くのお客様に知っていただきたい魅力的なアイテムの一つです。

こちらの写真は、宅配ボックスの「ヴィコ」と「コルディア」です。

共にシンプルなデザインと、使い勝手の良い操作性が魅力の一つですが、両品の違いは、施錠方法がシリンダー錠タイプか、ダイアル錠タイプの違いです。

シリンダー錠は鍵がないと開閉できないという点では、セキュリティ性に優れますが、鍵所有者しか宅配ボックスを開けれません。

ダイヤル錠タイプであれば、暗証番号を共有しておけば、誰でも開けることができます。

どのタイプが使い勝手が良いか？を基準に選択できるのは、ユーザー目線にとっては有益ですね。

こちらの写真は、ユニソンのEV充電設備です。

充電ユニットは他メーカー製を採用し、充電ユニットを構成する本体を使い勝手が良いものに再構築した商品です。

EV車のオーナーであれば、毎度の充電操作は簡単な方が良いと考える方も多いと思いますが、スタンドタイプは掃除機のコンセントのように伸び縮みが半自動ででき、ケーブルの出し入れの手間が大きく削減されました。

伸び縮みの実演を拝見しましたが、操作が簡単で女性やご年輩の方でも簡単に充電ができる仕様となっています。

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 様

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 様は、言わずとしれたパナソニックグループの関連企業です。

住まいに関する設備に付加価値をつけ、高品質なものを長く使える製品作りはお客様に寄り添う姿勢を明確にしていますね。

今回は、物流問題にも大きく関わる「宅配ボックス」をメインに展示していました。

こちらの写真は、同社の人気商品である宅配ボックスです。

各商品の特徴は様々ですが、今回驚いたのは、三菱商事株式会社の提供するEC商品・レンタル商品の発送・返品サービス「Smari（スマリ）」と連携できるタイプ「e-COMBO LIGHT（イーコンボライト）スマリ対応タイプ」の展示でした。

Smari（スマリ）と連携することで、送り状の記入や、宅配便営業所への持ち込みなどの宅配作業の煩わしさを解決する事ができます。

個人間EC取引は、年々増加しており、人によっては副業として成り立つ程の作業を行っている人も少なくないでしょう。

また、通常の宅配ボックスとしての活用はもちろん、今後個人間ECにチャレンジ予定の方にはおすすめの商品ですね。

代表 山田

以上、エクステリアフェア2024の参加報告と、各メーカーの新商品や注目の商品などを紹介させて頂きました。

ワンライン株式会社では、エクステリア業界のトレンドや新商品・新工法を学び、これらをお客様に対する有益な情報としてご案内しております。

庭まわりに関するお悩みやご相談ごとありましたら、お気軽にご相談ください。

宗像の外構工事業者 ワンラインならあなたのお悩みを解決します。

宗像市・古賀市・福津市・遠賀郡・北九州市を中心に外構工事全般を実施するワンラインでは、あなたの住環境をより良くするためのデザインや設計施工をご提案させていただいております。

あなたの希望に寄り添い実現することを使命として外構デザインのご提案に取り組んでおりますので、外構に関するお悩みを持たれているなら一度ご相談いただければと思います。

ワンラインの使命は、あなたの理想の住環境作りに寄り添うこと。だからこそ、お見積もりやご提案は無料で対応させていただいております。

代表 山田

あなたに選ばれるために、最適なプランをご提案しますのでお気軽にご相談ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。