
「せっかく戸建てに住むなら、庭もいい感じに整えたい」そう思って調べ始めると、素敵な写真や施工事例がたくさん出てきますよね。
ただ、実際に庭づくりを進めると「なんとなく落ち着かない…」「最初は良かったけど、だんだん使わなくなった」「手入れが追いつかなくて荒れてきた」こんな“じわじわ系の後悔”が出ることも少なくありません。
でも、これはセンスの問題ではなくて、庭が「飾り」じゃなく暮らしの一部だからなんです。雨の日の足元、雑草、落ち葉、洗濯動線、目隠し、収納…。家ごとに条件が違うので、同じ庭の形がそのまま当てはまるとは限りません。
この記事では、庭づくりをやさしく整理しながら、おしゃれさと使いやすさを両立する“決め方の順番”をお伝えします。
先に結論:庭は「順番」を守ると、まとまりやすいです

庭づくりは、いきなり素材を選ぶよりも、次の順番で考えると迷いが減ります。
- 庭でどう過ごしたいかを決める(庭の目的)
- 庭を 「見せる・使う・支える」 に分ける(役割整理)
- 視線・動線・高さ でレイアウトの骨を作る(配置の基本)
- 床・植栽・目隠し・照明 で仕上げる(整って見える要素)
この順番で進めると、写真の真似で終わらず、「自宅の庭」としてしっくり来やすくなります。庭は“完成した日”より、1年後に“使えてるか”“きれいが続いてるか”で満足度が決まります。最初に順番を整えると安心です。
続けて、おしゃれな庭作りを実現する4ステップを紹介したいとおもいます。
Step1:まずは「庭で何をしたいか」を決めましょう

庭って、やりたいことが増えやすい場所です。でも、全部詰め込むほど散らかって見えやすく、管理も大変になります。まずは、あなたの家の庭で“主役”にしたいことを決めてみてください。
- 眺めたい(窓からの景色を良くしたい・癒されたい)
- 過ごしたい(テラス・デッキで外時間を楽しみたい)
- 育てたい(ガーデニング・庭木・花壇)
- 家庭菜園をしたい(作業のしやすさが大切)
- 家事をラクにしたい(洗濯・掃除・水やり)
- 収納を整えたい(物置・自転車・道具をスッキリさせたい)
「これが一番大事!」が決まると、不思議なくらいレイアウトがまとまりやすくなります。
Step2:庭は「見せる・使う・支える」で分けると、一気にラクになります

庭全体を一気に考えると、判断が増えて疲れてしまいがちです。そこで、庭を役割で3つに分けてみましょう。
見せる場所(景色をつくる)
リビングやダイニング、窓から見える範囲。ここが整うと、庭全体がグッと素敵に見えます。
使う場所(滞在・作業)
テラス、デッキ、家庭菜園、子ども遊びなど「実際に行動する」場所。ここが使いにくいと、庭に出なくなってしまいます。
支える場所(維持・収納・設備)
立水栓、ホース、収納、掃除の導線、ゴミの仮置きなど。ここが弱いと、庭が片付かず、きれいが続きにくくなります。
見せる場所は目に入るので整えたくなるんですが、実は“支える場所”が弱いと庭がすぐ散らかります。ここを先に考えると、後悔が減ります。
Step3:レイアウトの骨は「視線・動線・高さ」で作れます

ここからは配置の基本。難しく考えなくて大丈夫です。庭の“しっくり感”は、この3つで決まることが多いです。
視線:どこから庭が見えるか
庭って、外で眺める時間より、室内から目に入る時間が長いことが多いですよね。だから、窓から見える位置に「主役」を1つ置くとまとまります。
- 主役:シンボルツリー、照明、石、花壇など(まず1つ)
- 背景:フェンスや植栽で“生活感を受け止める面”を作る
- 余白:置きすぎない(余白がある方が上質に見えます)
動線:出やすい庭は、使われる庭になります
「庭に出るまでが面倒」だと、だんだん出なくなるものです。使う庭にしたいなら、動線は短く、ラクに。
- リビングからスッと出られる
- 洗濯・掃除・水やりが一箇所で完結する
- 道具の出し入れがしやすい(収納が近い)
高さ:狭い庭ほど、立体感で広く見えます
平面で詰め込むより、低木・中木・高木のバランス・格子や壁面で奥行きを作る・照明で陰影を作る(夜も素敵になります)など、3次元的なリズムを作ると洗練されます。
Step4:仕上げのポイント、床・植栽・目隠し・照明の選び方
向上-1.jpg)
ここからは「整って見える」ための4要素です。迷いやすいところなので、判断軸だけ短くまとめます。
床(地面)は“雨の日”と“お手入れ”を基準にすると安心
床は面積が大きいので、印象も左右しますし、失敗すると直しにくい場所です。
- 天然芝:ナチュラルで気持ちいい(ただし管理が前提)
- 人工芝:見た目が安定しやすい(下地と水はけが大事)
- 砂利:費用を抑えやすい(掃除・飛散対策は要検討)
- タイル/コンクリート:締まって見える(滑りにくさ・照り返しに注意)
床は“好き”だけで決めると、雨の日に後悔しやすいです。滑りにくさと水はけは、最初に押さえておくと安心です。
植栽は「主役1つ+背景の面」で、すっきり上質に
植栽は種類が増えるほど難しくなります。まずは“絞る”のがコツです。
- 主役を1つ決める(目線の先に置く)
- 背景を面で整える(フェンス+下草など“まとまり”を作る)
- 足元を整える(土の露出を減らすと一気に整います)
目隠しは「必要な方向だけ」で十分なことが多いです
目隠しは安心ですが、全部囲うと暗くなったり圧迫感が出ることも。視線が気になる方向だけを、背景として整える考え方がおすすめです。
照明は“明るくする”より“見せる”
照明が入ると、夜の庭がぐっと上質になります。帰宅時の印象も良くなりますし、暗がりが減るので防犯面にもプラスです。
DIY施工とプロ施工なら?:戻せないところだけプロにお任せをおすすめします

DIYは楽しみながら庭を育てられる良さがあります。ただ、失敗すると直すのが大変なところもあります。
プロに任せた方が安心なポイントは、例えばこんなところです。
- 排水・勾配(水たまりはストレスになりやすい)
- 人工芝の下地(凸凹や水はけが仕上がりを左右)
- フェンスの基礎(歪み・倒れは危険)
- タイル・石張り(納まりが荒いと安っぽく見えやすい)
- 土間コンクリート(基礎の作り込みが重要です)
「やり直しが効くところはDIY」「戻せないところはプロ」この考え方だと、費用も満足度もバランスが取りやすいです。
【応用編】やりたいこと別のレイアウトのコツ
ここまでが、庭全体をきれいにまとめるための「基本」でした。ここからは、目的ごとにレイアウトが崩れにくいコツを紹介します。
基本が固まってから応用に入ると、写真の真似で終わらず「自宅の庭としてしっくりくる」形に落ち着きやすいです。
家庭菜園を入れるなら:生活感を出しにくいコツがあります

家庭菜園はとても楽しい反面、置き方によっては生活感が出やすいところでもあります。でも、ポイントを押さえると「整ったスペース」として成立しやすくなります。
- 枠で輪郭をつくる
菜園は“土がむき出し”のままだと散らかった印象になりがちです。木枠やブロックなどで輪郭をつくるだけで、見た目が締まります。 - 通路幅を確保して、作業しやすくする
収穫や水やりがしにくい配置だと、結局放置になりやすいです。最初から「立って作業できる通路」を確保しておくと続きます。 - 道具置き場をセットで決める(これが一番大事)
じつは“おしゃれに見えない原因”の多くが、道具の出しっぱなしです。小さくてもいいので、収納や置き場を先に決めておくと庭全体が整います。 - 背景を用意して視線を受け止める
フェンスや植栽を背景にすると、菜園が「庭の一部」として馴染みやすくなります。逆に背景がないと、生活感が前に出やすいです。
菜園は“育てる場所”である前に“整えて見せる場所”。枠・通路・収納の3点セットで考えると、ぐっとまとまります。
洗濯干しを庭に取り入れるなら:生活感を出しにくい配置のコツ

「外干しをラクにしたい」気持ちはとても現実的です。ただ、洗濯スペースは置き方を間違えると一気に生活感が前に出やすいので、最初に“見せ方”まで決めておくと安心です。
- 動線は“最短”が正解
室内→庭までが遠いと、結局使わなくなりがちです。勝手口や掃き出し窓から出てすぐの位置にまとめると続きます。 - 足元は“汚れにくい床”を選ぶ
土・芝の上だと雨上がりに足元が汚れやすく、干すのが面倒になります。テラス・コンクリート・タイルなど、サッと掃ける床が相性◎です。 - 目隠しは“干している姿”が見える方向だけ
全部囲うと圧迫感が出ることもあります。視線が来る方向だけを整えると、庭全体が軽く見えます。 - 物干し金物は“見え方”で選ぶ
置き型より、壁付け・天井付け・収納式の方がスッキリしやすいです(使わない時に片付くのが強い)。
洗濯干しは“機能”としては正解。ただし、床と目隠しのセット設計がないと“庭が家事場に見える”原因になります。
子どもが遊べる庭にするなら:安全と片付けが“見た目”を守ります

子どもの遊び場は、作って終わりではなく「片付く仕組み」があると、きれいが続きます。庭の印象を崩しにくいポイントはこの3つです。
- 遊び場は“視線が届く位置”に寄せる
室内から見える位置だと安心感が違います。結果的に使う頻度も上がりやすいです。 - 地面は“転んでも痛くない・汚れにくい”を優先
芝(天然/人工)やゴムチップなどは相性が良いですが、人工芝は下地と排水で快適さが変わります。 - おもちゃは“置き場を先に決める”
これがないと、庭が散らかって見える最大の原因になります。小さくてもいいので、収納(ボックス/物置/屋外用ベンチ収納など)をセットにしましょう。 - 日陰を少し作る
真夏は日差しが強いので、シェードや植栽で“逃げ場”があると庭に出やすくなります。
遊び場は“床+収納”の2点セットで考えると、庭の見た目が崩れにくいです。
BBQ・外ごはんを楽しむなら:近隣配慮と“段取りの良さ”が満足度を上げます

庭で外ごはんができると、暮らしの楽しみが一段増えます。ただ、準備と片付けが大変だと頻度が落ちやすいので、最初に“段取りの良い配置”にしておくのがおすすめです。
- キッチンからの距離を短くする
食材・食器の往復が増えると面倒になります。室内から出てすぐのテラス付近に“滞在場所”を作ると続きます。 - 床は“熱・油・汚れ”に強い素材が安心
木質のデッキより、タイルや土間コンクリートの方が掃除しやすいケースが多いです。 - 風向きと煙の流れを読む(近隣対策)
隣家側に煙が流れやすい配置はトラブルになりやすいので、壁・フェンス・植栽の“当て方”で逃がす工夫が効きます。 - 照明とコンセントを用意すると“急に快適”になります
夜に使うなら、足元灯+手元の明かりがあるだけでストレスが減ります。電源もあると便利です。
外ごはんは“床・風・照明”を押さえると成功しやすいです。ここが弱いと、結局やらなくなります。
ペットと過ごす庭にするなら:脱走対策と“足洗い動線”がカギです

ペットがいるご家庭は、庭が最高の遊び場になります。一方で、後から困りやすいのもペット系。最初に仕組みを作っておくとラクです。
- 脱走対策は“高さ”より“隙間”が重要
フェンスの高さだけでなく、下の隙間・門扉の閉まり方・隣地との境界をチェックしましょう。 - 足洗いは“最短動線”に
立水栓が遠いと抱っこ移動が大変です。出入口近くにあると圧倒的にラクです。 - 床は“熱くならない・滑りにくい”を意識
夏は照り返しや表面温度が上がります。日陰づくりと素材選びをセットで考えると安心です。 - ニオイ・汚れ対策は“排水と掃除導線”で決まる
水で流せる床や、掃きやすい仕上げにしておくと、清潔に保ちやすいです。
ペット庭は“フェンス+水回り+日陰”。この3点があるだけで、快適さが大きく変わります。
ガーデニングを“整って見える趣味”にするなら:鉢を“まとめる”だけで印象が変わります

ガーデニングは庭を素敵にしてくれる一方、鉢が増えると散らかって見えやすいのも事実です。きれいに見せるコツは“数を減らす”より“置き方を整える”ことです。
- 鉢は“置き場を決めて集約”する
庭のあちこちに点在すると散らかって見えます。まとめるだけで一気に整います。 - 背景を作る(壁・フェンス・植栽の面)
背景があると鉢が“絵”になります。背景なしだと生活感が出やすいです。 - 高さをつける(台・段・花壇の縁)
平面に並べるより、段差がある方が上質に見えます。 - 道具は“見せない収納”へ
土袋や肥料が見えると一気に生活感が出ます。収納だけは先に決めておくと安心です。
ガーデニングは“置く場所を決める”だけで一段きれいに見えます。趣味を“作品”に変えるコツです。
よくある質問(FAQ)

ここからは、庭作りに関するよくある質問を紹介します。
Q1. 庭づくりって、最初に何から決めればいいですか?
A. いちばん最初は「庭でどう過ごしたいか」です。眺めたい、家族で過ごしたい、育てたい、家事をラクにしたい…主役が決まると、レイアウトの迷いがぐっと減ります。
Q2. 狭い庭でもおしゃれにできますか?
A. できます。狭い庭ほど「高さのリズム(低木〜中木)」「背景づくり(フェンス・植栽の面)」「余白」が効きます。詰め込みすぎない方が上質に見えます。
Q3. 天然芝と人工芝、どちらが失敗しにくいですか?
A. 手入れを楽しめるなら天然芝、手間を抑えて見た目を安定させたいなら人工芝が向きます。人工芝は特に下地と排水で仕上がりが大きく変わるので、そこを丁寧に作るのがポイントです。
Q4. 目隠しは高ければ高いほど安心ですか?
A. 安心感は上がりますが、高くしすぎると圧迫感や暗さ、風の影響が出ることがあります。視線が気になる方向だけを必要な高さで整える方が、快適でおしゃれにもまとまりやすいです。
Q5. 忙しくて手入れが苦手でも、きれいな庭にできますか?
A. できます。床材の選び方、土の露出を減らす工夫、植栽を絞ること、収納と水回りの位置を先に決めること。ここを押さえると、おしゃれで維持がぐっとラクな庭になります。
Q6. 家庭菜園を入れると、生活感が出ませんか?
A. 出やすいです。でも、枠で輪郭を作り、通路と道具置き場をセットで設計すれば、整ったスペースとして成立しやすくなります。
Q7. 相談前に準備しておくと良いものはありますか?
A. 「やりたいこと(優先順位)」「困りごと(雨・雑草・視線など)」「予算の目安」「好きな雰囲気(写真1〜3枚)」があると、提案が具体的になりやすいです。
以上、よくある質問でした。これ以外にも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
お庭の悩み、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
お問い合わせは
あなたのお庭、こんなことで悩んでいませんか?
✅ 雑草や落ち葉の手入れが大変で、きれいが続かない
✅ 庭をおしゃれに整えたいけれど、何から決めればいいか分からない
✅ 目隠し・床・植栽のバランスが難しくて、イメージがまとまらない
✅ 洗濯干しや子ども遊び、家庭菜園も入れたいけど“生活感”は出したくない
➡ そのお悩み、外構の無料相談で一緒に整理しませんか?
ご相談/現地確認/お見積もりのご依頼で、敷地条件(視線・動線・日当たり・排水・周辺環境)を踏まえて、「あなたの暮らしに合うおしゃれな庭の整え方」を無料でご提案します。また、当社ではお客様のご負担になるような しつこい営業は行いません。安心してご相談ください。
※当社の営業エリアは福岡県北部エリアとなります。福岡県外または県内他地域のお客様は、大変心苦しいのですが当社都合によりお受けすることができません。あらかじめご了承ください。
📞今すぐ無料相談!(ブログを見たとお伝え下さい)
この記事を書いた人
ガーデンプランニングオフィス
ONE LINE(ワンライン) 株式会社
[業務内容]
●外構工事全般 ●エクステリア工事
●住宅リフォーム ●オーダー家具
●造園工事 ●外壁塗装工事
〒811-4147福岡県宗像市石丸1-6-27 1-G
定休日:毎週木曜日・日曜日
営業時間:9:00〜17:30
電話番号:0940−62−6607
ワンライン(株)の代表プロフィールやプロモーション動画は以下のページからどうぞ。






